着物の買取

燕市のおすすめ着物買取店6選!132件の口コミや価格相場、高く売るノウハウも

このサイトでは、燕市で利用可能な6の着物買取店、店舗での査定が可能な1店舗から、燕市で着物を売ろうと思っている人にオススメのサービスをご紹介します。

また、この記事では、燕市に店舗のある持ち込み可能なお店と、出張型のお店を掲載していますが、燕市以外の持ち込み可能な店舗を探したい人は、新潟県内のおすすめ着物買取店の記事をご参考ください。

編集者のコメント

着物をどこで売却するべきかは、人によって異なります。具体的には、バイセルなどの買取サービスで売るのがよい人もいれば、フリマアプリを利用するべき人もいると考えています。着物買取は、査定の評価がとても難しいため、当サイトを含め、是非色々なサイトで情報収集してみてください。

燕市の着物買取業者

燕市内で利用できる着物買取サービスは、自宅に訪問して査定を行ってくれる出張買取型のサービスが、6サービス、こちらから着物を持ち込んで査定してもらえる着物買取店舗が、燕市内に1店舗あります。

出張買取業者 6
燕市内の買取店舗 1
その他新潟県内の買取店舗 19

新潟県内のすべての店舗はこちら

口コミから紐解く、着物買取の相場や買取方法

当サイトが収集した「着物買取業者」を利用して着物を売却した183件(2021年5月21日時点)の口コミをもとに、着物買取のポイントを解説します(あくまでも当社が収集した口コミのデータです。ご理解の上ご覧ください)。※2021年6月2日時点の口コミデータで算出

ギャップに驚く査定結果になることも?

そもそも着物はいくらくらいで売れるとお思いでしょうか?

大手買取業者が、CMやチラシで数十万円!といった広告を流してしまっていることや、着物はもともとの購入時の価格が高いので、売るときも高値がつくと思っている方も多いかもしれません。

しかし、実際は、査定価格が購入時の1割以下になることが結構多い(あくまでもモノによりますし、実際数万円の査定価格がつく方もいらっしゃいます)です。

しかも値段がつくのは、大島紬や、加賀友禅などの著名な産地の着物や、著名な作家の着物で、デザイナーズ着物などは元値がある程度して保存状態がよくても、1万円以下の買取価格になることがほとんどなのが現実です。

バイセルの口コミ
バイセルの口コミ
亡くなった祖母の家から大量に着物が出てきたので、処分のために買い取りをお願いした。自分で購入したものではないので、値段が付けばラッキーくらいの気持ちだったが、あまりにも買取不可のものばかりで少し残念な気持ちになった。査定時間は枚数が多かったのでそれなりにかかったが、なれている様子で非常にスムーズだったと思う。値段がつかないものも全部持ち帰ってほしかったが、買い取りはできないが良いものなので持っていてもよいのでは、などのアドバイスもあり残した物もあった(自分も着物を着るので)
バイセルの口コミ
バイセルの口コミ
お振袖3枚を11000円 黒留袖2枚を1500円 友禅を2500円 帯5枚で5500円で販売できました…100万円で購入したものでも、1/100で売れたら良いところです。もし、思い出があるものでしたら、着てくださる方に差し上げたり、リメイクされる方に、思い出に小さな巾着を作って頂いたりした方が、気持ちが良いと思います。1円でも現金が必要であれば致し方ないかもしれません。

着物買取の相場価格について

平均買取価格
20520円
口コミ数
183件
  • 平均査定価格
  • サービスの査定価格

買取の比較に寄せられた着物買取の口コミの平均買取金額は、20520円となっています。ただ、割合としては1万円以下の査定金額になっている方が多く、6割以上の方が2万円以下の買取価格となっています。

着物買取の買取相場の実態については、次の記事で詳しく解説しているので、そちらも是非ご覧ください。

燕市で着物を売るなら、「出張買取」をまず検討しよう

燕市で着物の買取業者を探す際は、出張買取が便利です。

当サイトが収集した「着物買取業者」を利用して着物を売却した183件の口コミの中でも、出張買取を利用する人が最も多くなっています

着物は複数枚の着物をまとめて査定に出すことが多いですが、多くの着物を着物買取専門の店舗に持ち込むのは準備の手間がかかるため、結果的に出張買取を利用する人が多くなっているようです。

また、着物の宅配買取は、査定手数料は無料でも、キャンセルする場合の返送料が有料のところが多いため、返送料を払っても良い場合や、よほどのことがない限りキャンセルしない場合に利用するようにしましょう。

出張査定 自宅に査定員が訪問し、家で査定を行ってそのまま買い取ってくれます
宅配査定 宅配で着物を贈り、査定します。査定が気に入らなければ返却することもできます
店舗査定 燕市内の店舗に着物を持ち込んで、査定します

利用者が最も多いのは、バイセル

当サイトが収集した「着物買取業者」を利用して着物を売却した183件(2021年5月21日時点)の口コミの利用サービスを比べてみましょう。

データによると、やはりバイセルの利用者が圧倒的に多くなっています

バイセルは、上場企業のBuysell Technorogiesが運用するサービスですが、CMやチラシをかなり打っていることもあり、認知度が高く実際に多くの人が利用しているようです。

燕市のおすすめ着物の買取事業者ランキング6選

順位 業者名 説明
1

バイセル

バイセル

重点対応地域:全国

形式:出張・宅配・店舗

2

福ちゃん

福ちゃん

重点対応地域:全国

形式:出張・宅配・店舗

3

ザ・ゴールド

ザ・ゴールド

重点対応地域:全国

形式:店舗・出張・宅配

4

八光堂

八光堂

重点対応地域:全国

形式:出張 宅配 店舗

5

着物10

着物10

重点対応地域:全国

形式:出張・宅配・店舗

6

日晃堂

日晃堂

重点対応地域:全国

形式:出張 宅配 店舗

1位 バイセル

注力対応エリア 全国
買取形式
  • 出張
  • 宅配
  • 店舗
注力取扱商品 振袖、紬、留袖、友禅、訪問着、付け下げ、上布、沖縄着物、男性着物、反物、和装小物、和装上着、小紋、色無地、アンティーク着物、袋帯、丸帯、半幅帯、名古屋帯、作家着物
手数料
  • 出張:無料
  • 宅配:無料 ※返送料は基本有料
  • 店舗:無料
支払方法 当日現金支払い※宅配は振り込み
燕市内の店舗 なし

全国に無料で出張査定してくれる

バイセルは、もともと完全無料の出張査定の仕組みで大きくシェアを伸ばした着物買取業者です。ほぼ日本全国で無料で出張査定を行っており、燕市も対象です。査定金額に不満があれば買取を拒否することもできるため、ほとんど手間やリスクをかけることなく、査定金額を知ることができます。

利用者数が圧倒的に多い

「買取の比較」が調査した着物の買取を行ったことのある人に対する口コミ調査では、なんと半分ほどの口コミがバイセルに買取してもらったと回答しています。金や宝石などに行った同様の調査ではこれほど大きな偏りはなく、着物買取において、燕市をはじめ、全国で実際に多くの人がバイセルの出張買取を利用していることを表しています。

利用者の口コミ

着物30枚(内3枚は加賀友禅)を133000円で買取してもらいました
友禅1枚を95000円で買取してもらいました
着物は10点を95000円で買取してもらいました
娘の振袖を53000円で買取してもらいました
振袖1枚、留袖3枚、訪問着5枚、反物1単、帯10本を51000円で買取してもらいました
母が残した着物30点と私の振袖2点、帯8点を35000円で買取してもらいました

バイセルの無料出張査定に申し込む

着物買取ならここがオススメ

着物の出張買取ならバイセル

WEBから5分で簡単予約

完全無料。査定後キャンセル可

✔ 現金即払い

CareerBooks調査情報

2位 福ちゃん

注力対応エリア 全国
買取形式
  • 出張
  • 宅配
  • 店舗
注力取扱商品 着物類の他、金や宝石なども幅広く買取り
手数料
  • 出張:無料
  • 宅配:無料 ※返送料は基本有料
  • 店舗:無料
支払方法 当日現金支払い※宅配は振り込み
燕市内の店舗 なし

福ちゃんは2014年創業の株式会社REGATEが運営している、全国で着物や宝石や骨董品などの出張買取を行うサービスです。比較的新しい会社ですが、高いサービスの品質で急激に成長したサービスで、中尾彬夫妻をイメージキャラクターに積極的にCMなども打っています。比較的新しいサービスのため、着物買取に関しては、口コミ数はバイセルなどと比較すると少ないものの、安心して利用できる大手出張買取サービスです。

全国即日出張

福ちゃんでは、全国に即日無料査定を行っています。買取が成立しなくても査定費用はかからず、クーリング億にも対応しています。

幅広い買取アイテム

バイセルやザ・ゴールドと同様に、着物以外の骨董品やブランド品などの査定も同様に行っています。

利用者の口コミ

50枚以上の着物を7000円で買取してもらいました
普段遣いから留袖まで数十枚を7000円で買取してもらいました
訪問着2着と、七五三用の着物1着を200円で買取してもらいました
指輪を1100円で買取してもらいました
着物4枚を4000円で買取してもらいました
女性用普段着の着物を12000円で買取してもらいました

福ちゃんの無料出張査定に申し込む

3位 ザ・ゴールド

注力対応エリア 全国
買取形式
  • 出張
  • 宅配
  • 店舗
注力取扱商品 着物類の他、金や宝石なども幅広く買取り
手数料
  • 出張:無料
  • 宅配:無料 ※返送料は基本有料
  • 店舗:無料
支払方法 当日現金払い
燕市内の店舗 1店舗
最寄り駅 上越新幹線燕三条から780m

ザ・ゴールドは1962年創業の株式会社マックスガイが運営している、全国に直営店舗を持つ着物買取業者です。

着物の持ち込み査定に強い

着物の大手業者は、バイセルのように出張買取をメインにするところが中心です。その中でもザ・ゴールドは全国に78店舗を展開し、店舗での買取を強化しています。自宅に業者を呼ぶのには抵抗がある。という方にはオススメの買取業者です。

着物だけではなく、貴金属にも強い

ザ・ゴールドの強みとして、着物だけではなく、宝石や金などの貴金属にも強いということが挙げられます。もし着物以外にも査定に出してみたい物がある人は、ザ・ゴールドの利用をおすすめします。

燕市内の店舗

燕三条店

959-1232新潟県燕市井土巻2丁目254

上越新幹線 燕三条駅から780m

JR弥彦線 燕三条駅から780m

JR弥彦線 燕駅から1690m

0256-47-4005

利用者の口コミ

10枚の着物のうち、振袖1枚を5000円で買取してもらいました
振袖と反物を4点を20000円で買取してもらいました
留袖10枚を6000円で買取してもらいました
成人式用の振袖、小物類、フェザーショールを100000円で買取してもらいました
振袖1枚を14500円で買取してもらいました
10枚ほどの着物(1枚は振袖)を30000円で買取してもらいました

ザ・ゴールドの無料査定に申し込む

4位 八光堂

注力対応エリア 全国
買取形式
  • 出張
  • 宅配
  • 店舗
手数料
  • 出張:無料
  • 宅配:無料 ※返送料は基本有料
  • 店舗:無料
支払方法 当日現金支払い※宅配は振り込み
燕市内の店舗 なし

マザーズ上場企業が運営

八光堂は、40年以上の美術品・骨董品の買取実績があり、東京証券取引所マザーズ市場に上場しているバリュエンスホールディングスが運営しています。本店を銀座に構え、主要都市に支店を展開しています。

「訪問買取」「店舗買取」に対応

八光堂の使い方は、とても簡単。無料の出張査定に申し込むだけです。かさばる着物を店舗に持っていく必要はありません。電話かメールで問い合わせを行い、査定の日程を確定させれば、査定結果に納得すればその場で現金を受け取ることができます。また、LINEやメールでの査定も行っており、写真を送るだけで大まかな査定額を出してくれます。

出張査定 着物1点から、日本全国に八光堂の専門査定員が自宅に訪問・査定してくれます
店舗査定 八光堂の買取センターに着物を持ち込んで、査定してもらいます

作家着物から小物まで何でも査定対象

八光堂は、作家着物から小物まで幅広い商品を買取の対象としています。HPには買取相場も多数掲載されているので参考にしてみましょう。

買取強化中の着物 大島紬、琉球本絣、芭蕉布、アンティーク振袖、久米島紬、久保田一竹、結城紬、牛首紬、小川善三郎、龍村美術織物

八光堂 公式サイト

着物買取ならここがオススメ

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完全無料。査定後キャンセル可

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CareerBooks調査情報

5位 着物10

注力対応エリア 全国
買取形式
  • 出張
  • 宅配
注力取扱商品 振袖、紬、留袖、友禅、訪問着、付け下げ、上布、沖縄着物、男性着物、反物、和装小物、和装上着、小紋、色無地、アンティーク着物、袋帯、丸帯、半幅帯、名古屋帯、作家着物
手数料
  • 出張:無料
  • 宅配:無料 ※返送料は基本有料
支払方法 当日現金支払い※宅配は振り込み
燕市内の店舗 なし

宅配査定特化の着物買取サービス

着物10は、宅配買取に特化した着物買取サービスです。宅配買取は売りたい着物をダンボールに詰めて送るだけでまとめて査定してもらえるので「お店に持っていくのは大変」「買取業者を家に上げたくない」「空き時間に片付けたい」といった方にオススメです。

作家着物から小物まで何でも査定対象

着物10は、作家着物から小物まで、和装関連品は何でも査定対象。値段がつかなかったものも引き取ってくれるので「売れるかな?」と思ったものはまずは査定してもらいましょう。

買取対象 振袖、訪問着、付下げ、留袖、小紋、江戸小紋、色無地、紬、夏物、浴衣、アンサンブル、長襦袢、羽織、道行、道中着、和装コート、男性用着物、アンティーク着物、子供着物、和装バッグ、草履、下駄、足袋、帯揚げ、帯締め、帯留め、半衿、美容衿、かんざし、髪飾り、着付け小物(帯板・帯枕等)、羽織紐、反物など

利用者の口コミ

着物が好きだった大叔母と祖母の着物10枚を43000円で買取してもらいました
振袖を25000円で買取してもらいました
5枚の訪問着から1枚を30000円で買取してもらいました
付け下げ1枚、訪問着1枚、普通の着物5枚、帯3枚を460円で買取してもらいました
喪服一式や鞄を1000円で買取してもらいました
振袖を21800円で買取してもらいました

6位 日晃堂

注力対応エリア 全国
買取形式
  • 出張
  • 宅配
  • 店舗
注力取扱商品 骨董品、茶道具、掛け軸、刀剣、甲冑、金銀、古銭、陶磁器、西洋骨董品、中国美術、着物、絵画、彫刻、仏像、アンティーク家具、ガラス工芸、蒔絵・漆器など
手数料
  • 出張:無料
  • 宅配:無料 ※返送料は基本有料
  • 店舗:無料
支払方法 当日現金支払い※宅配は振り込み
燕市内の店舗 なし

代表は慶応大学の現役研究員

日晃堂の代表、平松 啓央さんは大学時代に近現代美術史・芸術理論を専攻し、現職も慶應義塾大学GCOE 共同研究員。日本・東洋の美術全般に造詣が深い方が運営されています。

手軽にLINE査定。WEB査定

日晃堂は業界でも珍しく、LINEでの査定やWEBでの査定を行っています。まずは写真で簡単に査定して欲しいという方におすすめの査定方法です。

日晃堂 公式サイト

燕市の持ち込み査定ができる着物買取店

燕市には、着物を持ち込みで買取ができる店舗が、ザ・ゴールドの1拠点、見つかりました。

※なんぼややおたからやなどの総合買取サービスは、着物買取を行っていますが、店舗によってはで店舗査定ができない場合があります。

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店舗一覧

ザ・ゴールド 燕三条店

959-1232新潟県燕市井土巻2丁目254

上越新幹線燕三条駅より780m

JR弥彦線燕三条駅より780m

JR弥彦線燕駅より1690m

0256-47-4005

新潟県の着物買取の口コミ・評判

新潟県で着物の買取を行った方の口コミをご紹介します。

5

32歳 女性 新潟県で着物の買取の口コミ・評判
オフハウスで振袖1枚、紬2枚、男性着物1枚を6000円で買取してもらいました
  • 振袖
  • 男性着物
使ってみた感想
箪笥の肥やしになっていたので、買取をお願いしました。女性着物よりも男性着物の数が少ないことや、状態が良かったので高額買取していただけたようです。もともと千円ほどで買い取っていただけたら儲けもの、くらいの気持ちだったので、査定結果には満足でした。
査定金額について
男性着物を高額に買い取っていただきました。他の着物は数百円でしたが、シミがあるものも買い取りしていただけたので、満足です。
査定担当者について
査定額について、理由を詳しく説明してくださったので、気持ちよく利用できました。
迷ってる方にオススメの一言
高額買取を希望するなら着物の買取専門のところにお任せした方が良いと思いますが、整理整頓するついでに買取してもらうなら、オフハウスもありだと思います。担当の方によっては、意外と良い金額で買い取ってくださることもあります。
4

42歳 男性 新潟県で着物の買取の口コミ・評判
ザ・ゴールドで叔母の着ていた訪問着4枚と留袖1枚、また帯を10本を115000円で買取してもらいました
  • 留袖
  • 訪問着
使ってみた感想
帯8本が60000円、2本が2万円。留袖5000円、訪問着30000円で買取してもらいました。買い取りサービスは使ったことがあっても、着物は初。というのも、着物の価値が全く分からなかったからです。
そんな中でも、担当者の方は、一つ一つの着物、帯の状態を説明してくださり、さらには、どういうものが査定価格が上がるのかも教えてくださり、親切でした。
査定金額について
着物の価値が解らず。ただ、帯の中に、非常に高価なものがあったのですが、もっと保存状態が良ければという話をいただきました。
査定担当者について
こちらが解らない状態でしたので、親切に教えてくださいました。
迷ってる方にオススメの一言
丁寧に対応してくれる業者を選定した方が良いですね。

忘れずに確認!できるだけ高く売る8つのコツ

納得のいく着物買取の実現のために、できるだけ高く売るコツを紹介します。

大原則!相見積もりをとる

複数の買取業者に査定してもらう「相見積もり」を取りましょう。

査定金額を比較して一番高値を付けてくれた業者に買取してもらえば、買い叩かれることなく、納得して売ることができます。

ただし、業者を変えてもほとんど査定金額がかわらないことが多いため、手間がかかってしまうだけの可能性もあります。

それでも相見積もりを取ることで、大きく損をすることを確実に防げますし、やはり納得感が格段に違います。

査定金額に不満があったら、一度お断りをしてみても構わないのです。

出張買取と店舗買取ではキャンセル料は無料な場合がほとんどなので安心してください。査定はあくまで交渉の場なので、断ることは全く問題ありません。

相見積もりを取った上で総合的に判断するのが、できるだけ高く売るための確実な方法です。

証紙を一緒に出す

証紙とは、着物の品質を証明する証明書、いわば「本物の証」です。

すべての着物に付いているものではなく、産地や原料、伝統的工芸品など、各機関で厳正に検査されて認められた確かな品質のものだけに付けられます。

証紙でわかることはこちら↓

  • 産地
  • 製造元(織元や工房の名前など)
  • 伝統工芸品か否か
  • 織り方(手織りか機械織りかなど)
  • 原料(絹・木綿・麻など)

証紙がある着物を売りに出す場合、証紙がないものよりも買取価格は格段に高値になります。

証紙は反物の一番端に付けられていて、仕立て上がった着物には証紙の部分を切り取った生地が添えられます。

価値の高い着物かどうかを見極める大切な証明書なので、無くさないようにしっかりと保管しましょう。

査定に出す前にくまなく探してみてください。

証紙や落款ってどんなもの?高額査定のポイントも紹介!着物の価値の判断材料となる証紙と落款について解説。証紙を見ることで分かる産地や製造元、織り方、また人間国宝の作家など着物を買取してもらうときにも役立つ情報が盛りだくさんです。...

着物の種類を確認する

ひとことで着物といっても、着物には種類があります

着用シーンによる種類だったり、素材による種類だったり…。できるだけ幅広い品目を査定してくれる業者を選びましょう。

着物は汎用性の高い着物は買い取られやすいです。例えば、多くの人が成人式で着る振袖や、着用シーンの幅広い訪問着など。

逆に黒留袖や喪服は着用シーンが限られている上に、近年洋装フォーマルが増えてきていることから、買取不可あるいは値段が低い場合が多いです。

着物の種類 買取相場
黒留袖 3,000円~20,000円
色留袖 3,000円~20,000円
振袖 10,000円~40,000円
色無地 3,000円~5,000円
訪問着 5,000円~30,000円
付け下げ 30,00円~15,000円
小紋 数百円~10,000円
浴衣 数百円~5,000円

着物や帯以外にも和装小物というものがあります。

着物を着る上で欠かせないものだったり、装飾としてのアイテムだったり。和装小物は単品では買取していない業者が多いですが、着物と一緒に出せば買い取ってくれることが多いです。着物や帯とセットコーディネートできるような組み合わせだとなお良いでしょう。

一般的な和装小物には下記のようなものがあります。

  • 腰紐
  • だて締め
  • 和装下着
  • 足袋
  • 帯揚げ
  • 帯締め
  • 帯留め
  • 草履
  • 和装バッグ
  • 根付
  • かんざし
  • 扇子

和装下着や腰紐などは買取不可としている業者がほとんどです。

上記の帯揚げ以下はセットで買取対象となる可能性があるので、もし持っていれば一緒に出してしまいましょう。

有名産地の着物かを確認

大島紬や結城紬など、着物にくわしくない人でも一度は聞いたことがあることでしょう。

これらの有名産地の着物は、今でも人気があり、買取価格も高くなりやすいです。

証紙に記載してあるので確認してみてください。

証紙がない場合は素人には判別は難しいので、見極められる買取業者に依頼しましょう。

代表的な有名産地の着物とその買取相場はこちら↓

着物の有名産地 買取相場
大島紬 200,000円前後
結城紬 3,000円~100,000円
牛首紬 6,000円~30,000円
西陣織 数千円~30,000円
博多織 6,000円~数万円
桐生織 3,000円~70,000円
京友禅 20,000~100,000円
加賀友禅 10,000円~150,000円
上田紬 数千円~10,000円
白鷹紬 数千円~20,000円

有名作家の着物を確認

有名産地だけでなく、有名な作家の着物も高値が付きやすいです。

特に人間国宝と呼ばれる作家ものは、稀少性が高く高価買取が期待できるでしょう。

着物を作った作家が誰なのかを知るには、落款をチェックしましょう。

落款とは、簡単にいうと作者のサインのようなものです。

一般的には、衿先の裏、衽(おくみ)の裏に印鑑のような形で付けられており、同じ作者の着物には同じ落款がつけられます。

有名作家の手がけた着物は、無名の着物よりも高価です。

もし万が一着物の証紙がなくても、落款が有名な作家のものであれば、そこから着物の種類や製造元、伝統的工芸品かどうかをたどることができます。

また、落款が付いていない着物もあります。その場合は、機械織りであったり無名作家のものであったりする可能性があります。

技法 人間国宝
江戸小紋 小宮康助、小宮康孝
長板中形 松原定吉、清水幸太郎
友禅 田畑喜八、木村雨山、中村勝馬、上野為二、森口華弘、山田貢、羽田登喜男、田島比呂子、森口邦彦、二塚長生
友禅楊子糊 山田栄一
正藍染 千葉あやの
型絵染 芹沢銈介、稲垣稔次郎、鎌倉芳太郎
喜多川平朗、北村武資
精好仙台平 甲田栄祐、甲田綏郎
唐組 深見重助
有職織物 喜多川平朗、喜多川俵二
献上博多織 小川善三郎、小川規三郎
紬縞織・絣織 宗廣力三
紬織 志村ふくみ、佐々木苑子、村上良子
佐賀錦 古賀フミ
紅型 玉那覇有公
綴織 細見華岳
刺繍 福田喜重
首里の織物 宮平初子
読谷山花織 与那嶺貞
芭蕉布 平良敏子
経錦 北村武資
木版摺更紗 鈴田滋人
紋紗 土屋順紀

老舗ブランドの着物を確認

長い着物の歴史の中で、昔から続く老舗ブランドがあります。

ブランドの抜群の知名度や品質の安心感から、今でも大変な人気です。

老舗ブランド一覧
千總 竺仙
大洋居 龍村美術織物
川島織物セルコン 三勝

老舗ブランドの着物や帯には、ブランド独自の落款やタグが付いているのですぐに見分けることが可能です。

ブランドを表す印のタイプや位置などはそれぞれ違いますが、老舗ブランドで購入したものであれば、どこかにそれを表すものが付けられています。

それぞれのブランドのタグについて、詳しくはこちらの記事へ。

【知名度抜群】着物の老舗ブランド一覧!何世紀にも渡る日本の歴史の中で、着物は人々の暮らしを支えてきました。 洋服で暮らすことが主流になった今でも、古くから続く老舗着物ブ...

保存状態も大事

保存状態は、査定金額にとても大きな影響を及ぼします。

こればかりは査定のときにはもうどうしようもないため、家に着物がある人は、常日頃からしっかりとした保存・保管を行いましょう。

保存方法によっては、たとえ殆ど着ていなくても査定金額が大きく下がる可能性もあるという点に注意しましょう。

着物、特に正絹は繊細な素材のため、ダメージを受けやすい傾向があります。少しのシミでも、商品価値を著しく下げてしまいかねません。

たとえ裏地であってもシミは査定金額にひびきます。

査定では、商品の状態を細かく見た上で、査定金額を算出します。

素材を確認!やっぱり絹が高値

着物の記事に使われる素材には、主に下記のようなものがあります。

  • 木綿
  • ウール
  • 化学繊維(ポリエステルやレーヨン)
  • 高級ポリエステル

やはり絹が最も高値で買い取られやすいです。

木綿や麻はカジュアルな着物に使われることが多いので、高値が付きにくいでしょう。有名な産地や作家、ブランドものであれば高値は期待できます。

ウールは化学繊維は、購入金額も比較的安価なので、買取不可なことが多いです。

ただし、東レシルックや英の「高級ポリエステル」は絹のような見た目や質感とお手入れのしやすさの両方を兼ね備えているので人気です。買取対象になる可能性は十分にあります。

素材や織り方による生地の種類について、こちらの記事で詳しく解説しています。

着物の生地には何がある?素材別・作り方別に特徴を全部解説!着物は季節をとても大切にするお召し物です。 着物や帯の柄ゆきのみならず、冬は袷、初夏・初秋は単衣、夏は薄物と季節に合わせた素材で四...

大きいサイズは高め

着物は小さいサイズより大きいサイズの方が、高値になるでしょう。

大きいサイズは色んな体型の人が着られるので、汎用性が高いのです。

小さいサイズは、仕立て直しや着付けの工夫が必要で、着物にくわしくないとできません。

昔の日本人は現代よりも小柄なので、アンティーク着物や祖母から受け継いだ着物は小さいサイズが多いです。

着物のサイズは、主に3つを測ればOKです。

  • 身丈(着物の上から下までの長さ)
  • 裄丈(着物の首の中心から袖口までの長さ)
  • 身幅(着物が体に巻き付く布の長さ)

正確な測り方はこちらの記事でご覧になれます。

知っておきたい着物のマイサイズ!通販でも安心して着物を選べるようになろう。洋服と同じように、着物にもサイズがあることをご存じでしょうか? 着物は洋服に比べて許容サイズは広いものの、自分の体に極端に合ってい...

不安解消!着物買取のQ&A

ここまで着物の買取について総合的に解説しましたが、それでもまだ不安や疑問がある方のためのQ&Aです。

素朴な疑問や不安を解消して、安心して買取してくださいね。

着物買取のトラブルに遭わないか不安…

A.事前にトラブル事例を知っておけば防策が取れます!

「安く買い叩かれた」「勧誘がしつこかった」などの着物買取のトラブルも気になりますよね。

代表的なトラブル事例は主に6つ!事前に押さえておけば気持ち的にも余裕ができますよ。

  • 押し買い
  • 抱き合わせ買取
  • 低すぎる査定金額
  • 高額なキャンセル料や返送料
  • キャンセルできない
  • キャンセルした着物を紛失された

これらのトラブルに遭わないためには、業者選びが重要です。

比較的大手の買取業者を選ぶのが最もトラブルに遭う確率は低くなるでしょう。

それでもトラブルにあってしまった場合の詳しい対策や対処法はこちらの記事で詳しく解説しています。心配な方はこちらも読んでおくと安心です。

着物買取よくあるトラブル6選!事例と対策を知って安心して利用しよう「悪質な業者だったらどうしよう・・・」 「事前にトラブルにあった時の対処法を知りたい」 着物買取を依頼したいけれど、このような不...

良い状態をキープするためのお手入れ方法は?

着物の保存状態は良いにこしたことはありません。普段からのお手入れ虫干しなどを行い、できる限り良い状態をキープしましょう。すでにシミや虫食いがある場合でも、できることはあります。査定前に陰干しすることでニオイやシワを軽減させて、少しでも良い状態に近づけておきましょう。ただし、正しい知識がない状態で、アイロンをかけたり汚れをゴシゴシ洗ったりするのは、かえって着物を傷めてしまうので避けてください。

自分でできる!着物のお手入れ方法を伝授。着た後のルーティンから応急処置まで徹底解説。着物を着た後、お手入れ方法がわからず困ってしまったことありませんか? そんなあなたに、大切な着物を長く美しく保つための、自分ででき...
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着物に関連する小物類も買取に出せる?

着物や帯以外にも、和装小物はたくさんあります。例えば、帯締めや帯留め、帯揚げ、和装バッグ、草履など。これらの和装小物は、単体での買取は難しいですが、着物と一緒ならば買い取ってもらえることがあります。依頼する業者に事前に確認しておきましょう。

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正絹以外の着物も買い取ってもらえる?

正絹以外の着物には、麻や木綿、ウールやポリエステルなどがあります。麻や木綿は、夏の着物として重宝するので買い取ってもらえることが多いでしょう。伊勢木綿琉球絣などの有名な着物ブランドならば更に高値がつく可能性があります。一方、ウールやポリエステルの着物は買取していないところがほとんどです。ただし、高級ポリエステルの「東レシルック」や「きもの英(はなぶさ)」は買取してくれる可能性はあります。

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キャンセルの場合はどうなる?

査定をしてもキャンセルすることはもちろん可能です。出張査定と店舗査定では、買取の意思を確認された際、価格に不満があればはっきりとNOを伝えましょう。着物の宅配買取では、キャンセルの場合の返送料を負担しなければならないところが多いため、注意してください。また、いったん買取が成立した後でも、きちんとした業者ならばクーリングオフ制度を設けています。事前にクーリングオフ制度があるか確認し、やっぱりキャンセルしたい場合は利用しましょう。

売った着物はどうなるの?

A.着物として再販売、リメイクして販売など主に5つのルートがあります。

思い入れのある着物や大切な人の残した着物などであれば、買取後の着物のその後も気になりますよね。

買取後の着物は主に5つのルートがあります。

  • そのまま着物として再販売
  • 生地に戻しリメイクして販売
  • オークションや競りに出品
  • 劇団やチャリティーへ寄付
  • ゴミとして処分

どんな形であれ、また着物を活用してほしいというのが本音です。

しかし状態が悪かったり、業者の持っているルートが少なかったりすればゴミとして処分されることも…。

それぞれのルートの詳細、ゴミ処分は避けたい場合の対策など、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

売った着物はどうなるの?気になる着物買取のその後を解説!買取後の着物のさまざまなその後を解説します。これを読めば値段が付かない着物でも有効活用してもらえる良心的な業者を見付けることができるでしょう。...

全国のおすすめ着物の買取業者

新潟県を産地とする生地・織り・染

青梅縞

青梅縞とは、東京都青梅市付近で生産される布団用の綿織物です。1700年代初めに上田縞をまねて縦糸に絹、横糸に木綿を使用する交織をつくりだし縞紬を生産しましたが、江戸後期からは縦横共に綿糸を使用した織物とかわりました。明治時代には多く生産されるようになり、夜具地として有名になりました。明治末から昭和30年代の最盛期には、夜具の全国シェアで約6割を占めていました。始めは染料に地藍のみを使用していましたが、その後不足分として阿波藍、インド藍、北海道藍も使用するようになりました。オレンジや赤といった鮮やかで温かい色彩や、絵画のように華やかな花模様や縞模様が人気です。絹のような手触りで艶も良いです。

透綾

透綾とは新潟県十日町で織られる薄地の絹織物で、御召の一種です。平透綾、撚り透綾、絽透綾、縮緬透綾、風通透綾などの種類があります。透綾は江戸時代末期から織られていました。元は縦糸に絹、緯糸に苧麻糸を織り込んでいましたが、現在は縦緯共に生糸を用います。配色の為に半練糸や練糸も使用されます。絹糸を染める前に不純物を取り除く「練り」の作業が特徴的で、元々はもち米のとぎ汁を使っていました。現在は重層などの薬品が使われています。透きとおるように薄い絹織物で見た目にも涼しい上さらりとした感触なので、夏の生地に用いられることが多いです。実際に着用する際には着物の下に襦袢を着る必要があるため、実際は木綿や麻の浴衣などよりも暑く感じることもあります。

科布

科布は「まだぬの」とも呼ばれ、山形県と新潟県の県境の一部の村々でわずかに生産されている希少な織物です。科布の原料は科木(しなのき)で、その樹皮を細かく裂いて糸に紡いで織りあげます。その歴史は麻や木綿よりも古く、綿織物が作られる前からあった日本三大原始布の一つとされています。感触は麻よりも荒く固めですが、さらりとしていて強靭なことから、かつては各地の農村で作業着などに使われていました。科布の魅力はなんといっても木の皮の繊維がそのまま感じられる、素朴で野趣のある独特の風合いです。通気性に優れ、軽く、耐水性もあるため、着物帯として夏の装いに最適です。使いつづけるほどに味わいが増すところも、時を超えて長く愛され続ける理由の一つでしょう。21ある工程をすべて人の手で行うため、科布を仕上げるには一年かかります。また、原料である科木の確保が難しくなってきていること、そして後継者も減少していることから大変希少価値があり、高級品として扱われています。

京小紋

京小紋は、京都で染められる小紋です。経済産業大臣の伝統的工芸品もあります。小紋とは、一定の方向に柄付けされた総柄の着物を指します。京小紋は1200年前に基本となる型紙が作成されたのを起源とされ、江戸時代の裃に端を発する染の技法を用い、17世紀ころまでに完成したといわれています。初めは、江戸小紋同様に単色染が主でしたが、華やかな京友禅と影響しあい、多色が使われ、京小紋として独自に発展しました。一方、現代の京型小紋は、明治時代に起こりました。京都の老舗メーカー「千總」の職人がヨーロッパで学び、化学染料と糊を混ぜた色糊=写し糊を開発しました。1色に1枚の型紙をつかって図案の色数と同じ数の型紙を使い、多彩な小紋を染められるようになりました。京型小紋には、江戸小紋に使われる型紙よりも長い友禅型紙を用います。図案の色数と同じ枚数の型紙が使われるので、20~30枚から、多いと100枚になることもあります。花車や薬玉、乱菊などの古典模様だけではなく、薔薇やカトレアなどの洋風のものまで作られました。華やかな京型小紋は明治後半から昭和初期まで、全国で人気となり、若い女性の晴れ着とされました。現代でも、古典柄の京型小紋は、七五三の付き添いやお正月、レストランウエディングや披露宴の1.5次会などにも着られるワンランク上のよそ行き小紋です。

久留米絣

久留米絣は、福岡県で織られる藍染木綿の絣柄の織物です。経済産業大臣指定の伝統的工芸品です。江戸時代の後半に井上伝という12歳の少女により考案されました。着古した藍木綿の一部が白く斑になっているのをほどき、絣糸の着装を得たと伝えられています。藍地に白い模様が入った木綿はすぐに評判になり、近郊から技術を学びに人が集まり、広がりました。後年の弟子は、1000人をこえていたとも伝えられています。明治半ばから戦後まもなくまでの近代化の時代に締機(しめばた)が考案され、多種多様な絣柄を廉価で織ることができるようになりました。そんな中で、手括りの経緯絣の糸、純正天然の阿波藍、高機で織りあげる技法の久留米絣は、1957年(昭和32年)に重要無形文化財に指定されました。現在でもこの技法は守られています。もとは作業着として織られていた久留米絣は、簡素で丈夫という定評は江戸時代からそのままに、現代では洒落着となっています。

越後縮

越後縮は、新潟県小千谷地方の麻織物です。1955年に越後縮の名称で重要無形文化財に認定され、1960年に小千谷縮・越後上布の名称に変更されました。1975年に経済産業大臣指定の伝統的工芸品に、2009年に織物では日本初のユネスコ無形文化遺産に登録されました。江戸初期に、明石出身の藩士堀次郎将俊が明石縮(絹織物)の技法を麻の越後布に応用したのが始まりとされています。緯糸に強い撚りをかけて織り、湯もみしてしぼを出します。雪晒しして漂白し、色鮮やかにふっくらと仕上げます。後に、諸大名御用達の夏用織物の高級品となりました。現在では小千谷縮の名称で、盛夏のお出かけ着、おしゃれ着として愛されています。しぼがあり、さらりとした清涼感のある生地です。渋い色や淡い色の縞や絣柄、無地が多いです。この頃は、現代的な多色使いの格子柄や明るい色目のものも織られており、幅広い年代から人気があります。バリエーション豊かな夏着物です。

塩沢紬

塩沢紬は、新潟県塩沢地方で織られる絹織物です。経済産業省指定の伝統的工芸品に指定されています。塩沢地方はもともと麻織物が盛んでした。奈良時代にこの地で織られた麻布(現在の越後上布)の技術を絹織物に取り入れて、江戸時代に紬やお召しが織り始められました。塩沢紬は、経糸に生糸または玉糸を、緯糸に真綿手紡ぎ糸を用いて織りあげます。結城紬に似た細かい亀甲や小さな蚊絣が特徴です。白、黒、藍を基本の色とし、朱を加えて、白と黒、白と藍、白と朱などのシンプルな配色ですっきりと織られます。ほかの紬と比べて、さらさらした風合いも特徴の一つです。もとは手織りのみでしたが、現在では動力機でも織られています。手織り同様、動力織りも多くは生産されない紬です。真綿紬のようなふしがほぼないので、普段着というよりは、おしゃれ用やお出かけ用として着られています。黒に白、藍に白などの塩沢紬は、男性用としても定評があります。

越後上布

越後上布は現在では新潟県南魚沼市、小千谷市を中心に生産される、平織の麻織物。日本の三大上布。原料には苧麻(ちょま)を使用しており、苧麻の皮をはいで取り出した繊維を「青苧(あおそ)」と言い、青苧から績んだ糸からつくられた布は吸水性と撥水性さらに通気性に富み、さらりとした感触の心地いい、夏物にとても適した織物です。製造工程の1つである越後上布の雪晒しは非常に有名で、2~3月の快晴の日、雪の上に布が晒される光景は新潟名物となっています。製造方法は昭和30年に国の重要無形文化財に指定され、平成21年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。越後上布の歴史は古く、天平勝宝年間(西暦749~757年)に朝廷に献上され、正倉院に「宝物」として今も保存されています。上布の最高級品である事から奈良時代以降も権力者への贈り物として欠かせない品でした。現在は苧麻の生産量も極めて少なく、後継者も老齢化している為、近い将来には「幻の布」となる事も憂慮されてるそうです。

小千谷縮

新潟県小千谷市周辺を生産地とする苧麻を使った麻織物。江戸時代初期、播州明石から来たといわれている堀次郎将俊が、明石縮の技法を応用し越後布に改良を加えて完成したのが小千谷縮です。製造方法は苧麻を細かく砕いてつなぎ合わせ、一本の長い糸を作ります。準備された経糸に、模様付けされた緯糸を一本一本柄を合わせながら織り、一尺織るには900回も手を動かすといいます。撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で独特な「しぼ」をが形成され、また雪晒しを行うことで色の鮮やかさと奥深さが増し、ふっくらとした生地となるのが特徴です。昭和30年に重要無形文化財に指定され、2009年にユネスコ無形文化遺産に登録され国際的にも高く評価されています。

十日町明石縮

十日町明石ちぢみは、新潟県十日町市周辺で製造されています。播州明石(兵庫)で生まれた絹織物の技法が、十日町で越後縮(麻織物)と融合しました。19世紀のはじめ、絹と麻で織った透綾織(すきやおり)が誕生し、その後絹織物として十日町明石ちぢみは完成しました。十日町明石ちぢみは強撚糸を施した緯糸で織り上げた後に湯もみをして独特の「しぼ」をつくり出します。糸の原料となる繭は、最初と最後の部分には不純物が混じっていることがあり、強く撚糸をかけると汚れが目立ってしまい使う事ができません。その為繭の真ん中部分から繰り出される最高級の生糸が原料とされます。また、薄物であるが故に、糸染め・絣・巻き・織りなどの各工程に通常の織物以上の技術や集中力が必要といわれており、まさに職人の技術の粋を集めた最上級の織物といえます。そうしたこだわりと技術により夏着尺の代表となる清涼感あふれるシャリっとした薄地風となり、せみの羽のように透き通った織物が完成します。1982年(昭和57年)には十日町絣と共に国の伝統的工芸品に指定されました。

本塩沢

本塩沢とは、新潟県南魚沼市塩沢で織られる絹織物で、同じ産地の「塩沢紬」とは糸質が異なる完全な別物です。これまでは「塩沢お召(めし)」という名で広く知られていました。始まりは江戸時代中期と言われ、越後縮のような「シボ」のある麻織物の技術・技法を絹に生かした絹縮がもととなっています。生糸を使用し、緯糸に強い撚りを掛け、織り上り後に湯もみする事で強く撚られた糸が戻ろうとする力が働き、シボが生まれます。そのシボによって、肌にぴったりと生地が付きすぎることなく、風が通りやすいので単衣に根強い人気があります。また指を触れると、やわらかく小さな凹凸が伝わる優しい地風と十字絣と亀甲絣により構成された柄の上品さが魅力となっています。

小千谷紬

新潟県の小千谷市とその周辺で作られる織物です。昔から織物の産地で知られる小千谷市では、1000年以上にわたって越後上布と呼ばれる麻布が生産されてきました。小千谷紬には、その技術が使われています。小千谷紬は、強く撚った糸を緯糸に使い、湯もみされることでシボという特徴的なしわが現れます。最もポピュラーなのは、その緯糸に絣糸を使う緯総絣で、光沢と滑らかさがありながらもふんわりとした印象に仕上がります。小千谷紬の歴史は、1600年代に播磨国明石から移り住んだ堀次郎将俊が、長年培われた越後上布を改良したことで生まれました。そこからさらに小千谷紬の技法が発展したのは江戸時代です。これまで小千谷紬は、売り物にならない繭糸を使っていたため、商業用としては作られてきませんでした。しかし、飢饉をきっかけに養蚕業を始める人が増え、小千谷の織物の産業が盛んになったことで、特産品として小千谷紬が工芸品として生産されるようになりました。伝統工芸品でありながらも、その価格帯は低く、中古品であれば1万円以下でも購入可能です。

夏塩沢

明治時代から生産されている夏用の塩沢紬です。塩沢紬や本塩沢自体は1000年以上の歴史を持ちますが、麻織物が衰退したことに替わる、夏物の絹織物が望まれて誕生した技術です。精密な絣の技術をもとに、経糸を強く撚ることで独特の透け感が表現されます。そこに使われる駒撚り糸は、二本以上の撚り糸を合わせ、逆方向に撚られることでできます。夏大島のように低密度で織られますが、もともと強度の強い駒撚り糸のおかげで薄いながらも堅牢な生地に仕上がります。塩沢紬や本紬が国の伝統工芸品に指定されている一方で、夏塩沢は指定がされていません。すでに100年以上の歴史を持っており、手作業の工程も多く貴重な技術であることから、業者の間では伝統工芸品への指定が町の望まれています。

塩瀬

帯を染める際に頻繁に用いられる生地の一種で、主な生産地は新潟です。袋帯とは一線を画し、名古屋帯に使われることが一般的です。帯の中でも、盛夏を除いてどの季節でもおしゃれ帯として使えるため、万能的とも言えます。着物好きは必ず塩瀬が好き、という人も多いようです。塩瀬は経糸を密に太めの緯糸を打って織り上げるため、帯に最適な強く、ハリのある生地に仕上がります。何も色をつけない状態では純白ですが、そこから友禅染めをされて柄が描かれます。夏の季節には、絽入りの絽塩瀬が使われます。描かれる柄は、おおむねカジュアル指向の華やかなものが多いですが、金箔等を使用することで高級訪問着を彩る帯にも生まれ変わります。

十日町絣

絹糸による艶と縞模様が特徴的な十日町絣は、十日町や魚沼を中心に生産されてきました。盆地であり、気候的にも織物産業適していたこの地方では、十日町明石縮とともに知られている伝統工芸技法です。十日町絣の制作は、模様に合わせた図案をつくるところから始めます。そして生糸を撚りをかけて強度を増し、図案に合うように長さを合わせていきます。染色後に織りの準備と織り本番では複雑かつ多くの工程があり、模様になるようにクセをつけられた経糸と緯糸が織り上げられて絣が完成します。新潟県における絣の技術は1700年代には越後地方を中心に既にありました。豪雪地帯であるこの地方では、麻、絹どちらの織物も盛んに作られてきました。江戸時代以降、経絣織の技術が発展し、それが絹織物にも応用されて十日町は絹の絣織物の地として定着していきました。

十日町紬

新潟県の十日町で生産される紬です。豪雪地帯の代名詞でもある縞模様と柔らかくファッショナブルな雰囲気が特徴で、和服の時代には普段着からおしゃれ着まで幅広くデザインがありました。現在でも柄は自由で、和服業界において前衛的な位置にあると言えます。街並みにもなじみやすく、多くの世代から支持を得ています。しかし、ほっこりした味があるためフォーマルな場所で着られることはあまりありません。十日町紬の歴史は、1800年代中葉に越後縮の技術を絹織物にも応用したことで始まりました。制作の工程は、デザイン性が高い分非常に多く、丁寧な作業が求められます。最もポピュラーな柄の縞模様は、図案を元に撚られて染められた経糸と緯糸を緻密に計算しながら織られて出来上がります。

十日町友禅

十日町友禅の歴史は、他に十日町に伝わる絣や紬に比べても浅く、昭和の初期から始まりました。友禅の歴史においても比較的新しい部類に入ります。そのため、伝統的な京友禅や加賀友禅に比べると、職人は比較的若い方が多いです。主に着物として作られる十日町友禅ですが、訪問着や振り袖がその制作の中心となっています。麻の織物産業から始まった十日町は、やがて絹織物でも知られるようになりました。そして昭和30年代に新たな織物の開発として、十日町産の絹織物に京友禅を踏襲した十日町友禅が生まれました。価格は友禅染めの着物と変わらず、新しいもので10万円からが相場になります。秀美織物、吉澤織物。島善織物などがその工房として名をつらね、全国に十日町友禅のブランドを広めようと尽力しています。