着物の買取

売った着物はどうなるの?気になる着物買取のその後を解説!

若い頃に着た着物や人からもらった着物、柄は好きだけどサイズが合わない着物。

さまざまな理由から手持ちの着物を買取に出そうと考えている人も多いのではないでしょうか?

愛着のある着物なら「買取してもらった後も誰かに有効的に使ってもらいたい」と思うのが当然です。

そこで、今回の記事では買取後の着物が一体どこにいくのか、さまざまなケースを例に挙げて解説していきます。

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着物買取のその後①そのまま着物として再販売

売った着物が必要とされる誰かの手に渡り、喜んで着てもらうことができれば、売主としてこれほど嬉しいことはありません。

売り物になるかどうかは、以下の判断基準によって決められ、リサイクル着物として再販売されます。

  • 新品またはそれに等しいもの
  • シミ、汚れなどがあまりなく保存状態の良いもの
  • 京友禅、大島紬、有名作家の作品など価値の高いもの
  • 訪問着、振袖など需要が高いもの

シミや汚れが多少あっても、高値が見込まれる着物の場合には、染み抜きなどの適切な処置を行い再販売します。

リサイクル着物は、質の良いものを格安で手に入れたいと思う着物好きの人に人気です。

買い取られた着物は、そのまま店頭に置かれるのではなく、以下のような処理を行って再販売されます。

  1. 修繕:縫い目のほつれなどがないかをチェックし、あれば直す
  2. クリーニング:染み抜きや丸洗いで汚れを落とす
  3. 乾燥:丸洗いした着物を乾燥させる
  4. アイロン:アイロンをかけ一枚一枚丁寧にシワを伸ばす
  5. 検針:店頭に置く前に最終チェックを行う
  6. 採寸:着物のサイズを計り分類する

買取後、リサイクル着物として再販売してもらうためにも、現在の手持ちの着物のクリーニング、定期的な虫干しなどのメンテナンスを日頃から行っておきましょう。

着物買取のその後②生地に戻しリメイクして販売

目立つところに、シミや汚れがあり「着物として売れないから処分されてしまうかな?」と心配になる人もいるかもしれません。

しかし、業者によっては有効活用も十分可能です。

着物の縫い目をほどき、汚れていない部分を生地に戻すことで以下のような用途で活用されます。

  • 手芸好きの人に向けてハギレとして販売する
  • 洋服やバッグにリメイクして販売する
  • 生地の長さがあれば、半衿や帯揚げなどの小物として使える

着物として使ってもらうことはできなくても、さまざまな用途で活用することが可能です。

ただ、縫い目をほどいて裁断しハギレの状態にするのは、意外と手間とコストがかかるため、買取業者が行うことはほぼありません。

ハギレに加工したりリメイクしたりする専門業者と取引がある買取業者に限られる活用法なので、全体の割合からすれば少ないのが現状です。

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着物買取のその後③オークションや競りに出品


買取だけが専門で自社で再販を行わない業者は、以下のような業種の販売店や業者が集まるオークションや競りに出品します。

  • 着付け教室
  • リサイクルショップ
  • 着物レンタルショップ
  • 海外業者

着付け教室では、多少の難があっても着用には支障のない格安の着物が必要です。

一方、リサイクルショップや着物レンタルショップでは、商品として販売できる質の良い物や、小紋などの需要の高いものを求めます。

また、海外の業者は、昨今の海外における着物人気を受けて、外国人向けに販売するための着物を買い取ります。

このように、買い取った着物をオークションや競りに出せば、それぞれの業者のニーズに合わせて、幅広く有効活用してもらうことができるのです。

着物買取のその後④劇団やチャリティーへ寄付

着物として値段が付かないからといって必ずしもゴミとして処分されてしまうわけではありません。

買取業者がルートさえ持っていれば、劇団やチャリティーイベント、またボランティア活動に寄付され、そこで有効活用してもらうこともできます。

着物を手放した売り主は多少なりともその着物に愛着があるものです。

たとえ値段が付かなくても、ゴミとして処分されず、着物として有効活用してもらえれば安心ですよね。

売主のことを考え、少しでも役立つ場所がないか考えてくれる良心的な業者を選びたいものです。

着物買取のその後⑤ゴミとして処分

買取業者が着物の再販売以外に活用ルートを持たない場合、値段が付かない着物は残念ながらゴミとして処分されてしまいます。

思い入れのある着物を自分で捨てるのは忍びないので処分の方法は業者に任せたいという人には、引き取ってもらえるだけでも助かるかもしれません。

ゴミとして処分されるのは避けたい場合

売った着物がゴミとして処分されないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

業者に処分の可能性を聞いて嫌だと伝える

まずは、買取した着物のその後をしっかり確認しましょう。

買取の査定時に、これはリサイクル着物として、この着物はハギレとして、値段は付かないけれどさまざまな施設に寄付するルートを持っているなど、一枚一枚の買取のその後を説明してくれる業者は安心です。

しかし、着物として値段が付くもの以外は処分の対象になってしまう場合には、しっかり嫌だと伝えましょう。

「出張で買い取りに来てもらったのに断るのは気が引ける」などと思う必要はまったくありません。

一度取引を保留にしてそれでも売るかどうかをじっくり考えることも大切です。

まとめて売るから買って欲しいと相談する

値段が付かず無料で引き取られた着物は、かなりの確率でゴミとして処分されてしまいます。

そのような場合には、他の着物と一緒にまとめ売りすることで値段が付かないかと相談してみるのもおすすめです。

たとえまとめ売りでも、値段が付けば業者側も、もしかしたら有効活用できる場所を探してくれるかもしれません。

しかし、実際にまとめ売りで値段が付いたとしてもやはりゴミとして処分されてしまうことも多いため、もしかしたら捨てられるかもしれないという覚悟は必要です。

別の業者に頼む

買い取られた着物のその後に納得が行かない場合には、一度取引を中断し、別の業者に依頼してみるのもおすすめです。

販売ルートや譲渡先を持っているかどうかは、業者によって異なり、何社かを比較すれば、売った着物を有効活用してくれる業者が見つかるかもしれません。

愛着のある着物をゴミとして処分され心苦しい思いをしないためにも、「きっと活用してくれる業者がある」と、あきらめず何社かに買い取りを依頼してみることも肝心です。

それでも値段が付かずゴミ処分と言われたら…

買取業者を何社かあたり、それでも納得の行く引き取り手がない場合は、リメイクなど自分で活用できる方法を考えましょう。

ワンピースやスカートにする

着物にシミや汚れが付いてしまっていても、使える部分だけを利用してワンピースやスカートなどにリメイクすることができます。

絹100%で作られた正絹の着物は肌ざわりも柔らかく、光沢があり生地も上質なので使える部分が多ければ、フォーマルドレスとしてもリメイクが可能です。

たとえ、使える部分が少なくても、写真のように一部分に着物地を使うだけでも、モダンで豪華な印象に仕上がります。

自分ではリメイクできないという場合には、多少費用がかかりますが、リメイク専門の業者にお願いするのもおすすめです。

バッグにする

着物や帯の生地を再利用してバッグを作るのもおすすめです。

かっちりした生地の豪華な袋帯を使えば、よそ行き用の豪華なバッグができ上がります。

また、何種類かの着物地をパッチワーク風に組み合わせれば、可愛い和風のバッグにもなります。

他の生地と組み合わせて、ワンポイントとして着物地を使えば和洋折衷の素敵なバッグにも。

着物としては着用できなくても、リメイクすればお気に入りの着物をいつも身近に感じることができるでしょう。

タペストリーにする

刺繍の豪華な着物、カラフルな着物、さまざまな着物のハギレを使ってタペストリーを作り、室内に飾るのはどうでしょうか?

写真のように、お気に入りの着物地と帯を組み合わせて、着物のミニチュアを作れば思い入れのある着物をいつも眺めることができます。

特に、手芸などが得意な人には楽しみながら作れるので、おすすめです。

手芸が苦手な人は、カットした着物地や帯を額に入れるだけでも素敵なインテリアになりますよ。

まとめ

着物を買取に出す際、査定額と同じくらい大切になるのが買い取られた着物のその後です。

愛着のある着物をなるべく他の人に有効活用してもらえるように、さまざまな業者を比較し、さまざまな活用ルートを持った取引先を探しましょう。