色無地は買取できる？高く売れる色無地の特徴５つを完全解説！

シンプルな上品さが美しい色無地。

慶事や弔事、カジュアルまでさまざまなシーンに着られる色無地はとても汎用性が高いです。

しかし、「いつの間にか何年も仕舞いっぱなしの色無地…売ろうかしら」と思っている方も多いのではないでしょうか？

「色無地っていくらくらいで売れる？」
「紋が付いてるけど売れるの？」
「高く売れる色無地ってどんなもの？」

そこでこの記事では、このような色無地の買取に関する疑問にお答えします。

目次
0.1 おすすめの買取業者
1 そもそも色無地とは？
2 【色無地の買取相場】
2.1 【注意】保存状態や種類によって価格は変動する
3 紋は買取価格に影響する？
4 高く売れやすい色無地の特徴５つ
4.1 有名作家や有名産地の色無地
4.2 正絹の色無地
4.3 保存状態の良い色無地
4.4 大きいサイズの色無地
4.5 セットがそろっている色無地
5 色無地を売る方法
5.1 おすすめ！大手の総合買取業者
5.2 地域の買取業者
5.3 リサイクルショップや古着屋
5.4 フリマアプリやネットオークション
6 色無地を高く売るコツ
6.1 買取の大原則【相見積もり】
6.2 査定時には証紙を提出
6.3 良好な保存状態をキープ
6.4 できるだけ早く売る
7 まとめ：不要な色無地は傷む前に買取に出そう！
8 色無地を売るならココ！おすすめ買取業者ランキング
8.1 1位 バイセル
8.2 2位 福ちゃん
8.3 3位 ザ・ゴールド

おすすめの買取業者

順位	業者名	説明
1位	バイセル	バイセル 重点対応地域：全国 形式：出張・宅配・店舗 公式サイト 詳細・口コミ（111）
2位	福ちゃん	福ちゃん 重点対応地域：全国 形式：出張・宅配・店舗 公式サイト 詳細・口コミ（11）

そもそも色無地とは？

色無地とは、黒以外の無地の着物のことです。

単色無地ですが、生地に模様が織りなされている地紋（じもん）があるものとないものがあります。地紋があるものはフォーマル向け、地紋がないものはカジュアル向けです。

地紋があるもののうち、おめでたい吉祥文様の地紋は慶事、流水や有職文様の地紋は弔事にというように使い分けられます。

また、色によってTPOが異なることも。

黄色やピンクなどの明るい色は慶事の場に、紺色やグレーなど落ち着いた色は弔事の場にふさわしい着こなしになります。

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【色無地の買取相場】

一般的な色無地の買取相場はこちら。

有名作家や伝統的工芸品に指定されているものであれば、相場を上回る高値が付くこともあります。

証紙という品質を証明する付属品も提出すると、買取価格がグッとアップするでしょう。

具体的な買取実績例は下記の通り。

色無地　正絹	3,000円
色無地　絽	1,000円
加賀友禅　正絹	10,000円

【注意】保存状態や種類によって価格は変動する

実際の買取価格は、保存状態・作家・産地などによって変動します。保存状態の良い色無地には100,000円ほどの価格が付くこともあれば、汚れの目立つ古いものにはほとんど値が付かないことも。

お手元の色無地が実際にいくらになるのかは査定に出してみないとわかりません。まずは無料査定に出してみることをおすすめします。

紋は買取価格に影響する？

色無地には、紋があるものもよく見かけますよね。

紋とは、背中や胸、袖についている家紋のことです。

紋には数によって種類があり、それぞれふさわしい着用シーンが異なります。

下記、五つ紋から格の高い順に列挙しました。

格が高いからといって高値で売れるとは限りません。

五つ紋は最も格は高いのですが、着用シーンが極端に限られてしまうので、汎用性は高くありません。一つ紋や紋無しは、幅広いシーンで着られるので、需要があると考えられます。

また現在では、シールなどで簡単に紋の付け外しができますが、元々ある紋を消すのは手間がかかります。紋無しの色無地でもシールで五つ紋や三つ紋にすれば、フォーマルでも着られるので、より着用シーンは幅広いのです。

紋なしの色無地でも3,000円〜5,000円という買取実績があるくらいです。

したがって、色無地の買取では紋無しや一つ紋が好まれやすく、高値の可能性があるでしょう。

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高く売れやすい色無地の特徴５つ

有名産地や人気ブランド以外にも、高値がつくポイントがあります。

お手元の色無地がこれらにあてはまらないか確認してみましょう。

有名作家や有名産地の色無地

加賀友禅などの有名産地の色無地や、有名作家が手がけた色無地は、高価買取が大いに期待できます。

ただし、色無地は単色無地の着物であることからパッとみて産地や作家がわかりにくいです。

着物を購入した時に付属している証紙があれば、産地や作家の証となるので、買取時には必ず提出するようにしましょう。

証紙以外にも、織り込みと呼ばれる反物の端、箱、購入時のたとう紙などもあれば提出すると良いです。

譲り受けたものやリサイクル着物の場合、証紙やその他の付属品がないかもしれません。

素人には判断できないので、着物の価値がわかる買取業者に査定を依頼しましょう。

正絹の色無地

着物の生地には、絹や麻といった自然素材、ポリエステルやレーヨンといった化学繊維が使われます。

その中でも、絹100％の正絹（しょうけん）の着物は高値が期待できるでしょう。

正絹の着物は、上品な光沢と肌に吸いつくようななめらかさが大変人気です。

また、化学繊維は販売価格も安価なので高値買取は期待できませんが、自宅で洗濯できたり汗や水に強かったりと扱いやすいので一定の人気があります。

高値はつきませんが、買取OKであることが多いので、一度査定に出す価値はあるでしょう。

ちなみに着物には、仕立て方によって袷・単衣・薄物と種類があります。

裏地のついた袷が一番着られる期間が長いので、汎用性が高いでしょう。夏物（絽や紗など）は市場に出回る数が少ないので、買取に出すと高値が期待できます。

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保存状態の良い色無地

色無地は、その名の通り柄のない無地の着物です。

そのシンプルな上品さが特徴の着物なので、シミやと汚れのないものが望ましいですね。

少しでもシミや汚れなどがあると他の着物より目立ってしまうので、買取価格に大きく響くでしょう。

たとえ小さいシミや汚れでも、胸の前や膝元あたりにあれば買取価格は大きくダウンしてしまうのです。

大きいサイズの色無地

大きいサイズの色無地は、仕立て直しによって次の人のサイズに合わせられるので、汎用性が高いとえいます。

一方、小さいサイズの色無地を大きくするのはかなり困難です。

したがって、大きいサイズの方が重宝され、高値が付きやすいわけですね。

日本人の平均身長は戦後急速に伸び、1950年と2010年を比べると30代では男女ともに約10㎝ほど伸びています。

昔の着物は今の日本人には小さすぎて着られないこともあるので注意しましょう。

おおむね身丈が150㎝以上あれば問題ありません。

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セットがそろっている色無地

色無地に必要なセットとは、例えば下記のようなもののことです。

もちろんすべて揃っていなくても買取できますが、できるだけ多く揃っていた方が高値で売れるでしょう。

色無地だけを持っていても、着用シーンにふさわしい帯や帯締めなどがなければ役に立たないからです。

フォーマル向けの色無地には袋帯を、カジュアル向けの色無地には名古屋帯をセットで売ると高く売れる可能性があがります。

さらにフォーマル向けの色無地には、平組の帯締めや総絞りの帯揚げといった、華やかなハレの日にふさわしい小物類をそろえなければなりません。

セットをそろえて買取に出せば、買取業者としては買い手が付きやすいというメリットがあります。

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色無地を売る方法

色無地の売却先は、主に４つあります。

おすすめ！大手の総合買取業者

おすすめはバイセルなどの大手総合買取業者です。

申し込みから売却までの流れがスムーズで、買取実績も明確で豊富な大手買取業者は、一番安心して買取できるでしょう。

口コミも多いので情報もたくさん得られる点も安心できます。

地域の買取業者

近隣地域にある着物買取業者に持ち込むことも可能です。

店主が目利きであることが多いですが、インターネット上の情報が少なく、なかなか信頼できる業者を見つけるのは困難でしょう。

リサイクルショップや古着屋

一般的なリサイクルショップや古着屋では、着物の知識に詳しいスタッフはいません。

洋服などと一緒に衣類として扱われるので、相場よりかなり低い買取価格になってしまうでしょう。

フリマアプリやネットオークション

フリマアプリやネットオークションなどは、ぴったりの買い手が見つかれば高く売れることもあります。

ただし、出品するまでの手間やいつ売れるかわからないので、早く売りたい人には不向きでしょう。

また、着物の価値が分からない人同士が売買を行ってしまう可能性があるので、加賀友禅のような価値のある色無地を売るのは避けたほうが得策です。

着物の売り方について、詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

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色無地を高く売るコツ

色無地を少しでも高く売るためのコツを紹介します。

買取の大原則【相見積もり】

できるだけ高い買取価格で売るためにまず押さえたいのが、相見積もりです。

複数の買取業者に査定してもらい、一番高値をつけた業者に買い取ってもらいましょう。

着物の買取額は「この着物はこの金額」と決められているものではないため、買取業者によって買取額が違います。

A社では10万円でも、B社では15万円の査定額がつくことも。

複数社の査定額を比較することで、買い叩かれることを防ぎ、少しでも高く売ることができます。

もともと価値の高い色無地であればなおさら、相見積もりで価値のわかる買取業者に買い取ってもらいましょう。

査定時には証紙を提出

査定時には必ず証紙を提示しましょう。

証紙があることで、使われている素材・産地・伝統的工芸品かどうかが客観的に証明されるので、買取価格はアップします。

着物についての知識がなくても、証紙があれば安心して査定を受けられますね。

証紙は、その着物の品質を保証する大切なものなので、大切に保管しておきましょう。

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良好な保存状態をキープ

シミや汚れなどを防ぎ良い保存状態をキープするためには、日頃からのお手入れが大切です。

お手入れ方法は下記の通り。

• 着用後は風通しの良い場所で数時間陰干し
• シミを見つけたら着物専門のクリーニング業者に相談
• シワにならないようたたみ、たとう紙に包んで保管
• 少なくとも年に一度の虫干し

丁寧なお手入れと保管を行っておくと、いつもキレイな状態で着用することができ、買取時も高値が付きやすくなります。

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できるだけ早く売る

正絹の着物はデリケートな衣類です。

たとえここ数年着ていなくても、長い間仕舞いっぱなしにしていると、シミができたり虫食いができたりすることは多々あります。

したがって、もう着る機会がないならば、状態が良いうちに早めに買取に出した方が高値が付くでしょう。

特に色無地は少しの汚れでも目立ちやすいので、汚れてしまう前に売るのが賢明です。

まとめ：不要な色無地は傷む前に買取に出そう！

色無地の買取について、買取相場や高く売れる特徴やコツ、売る方法までを紹介しました。

色無地の買取相場は500円~5,000円ほどですが、実際には保存状態や有名産地かどうかで大きく変わる可能性があります。

着ていない色無地を持っている方は、汚れが付いてしまう前に早めに査定に出してみましょう。

色無地を売るならココ！おすすめ買取業者ランキング

色無地を売るのに最適な買取専門業者をご紹介します。