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【2021年最新】天皇陛下御在位50/60年記念メダルの買取相場は?高く売るコツからおすすめの買取サービスまで徹底紹介!

家族が趣味や記念に購入した「天皇陛下御在位50年記念メダル」が自宅にあるけれど、高く売れるのであれば売りたい、と考えている方もいるのではないでしょうか。今回は、天皇陛下御在位50年記念メダルの相場やどういった状態のものが高く売れるか、どんな買取業者があるのかについて徹底解説します。
画像参照:グローバル産業公式サイトより

天皇陛下御在位50年記念メダルとは?

天皇陛下御在位50年記念メダルには昭和51年(1976)に「新日本産業株式会社」から発行された純金製のものです。昭和天皇は歴代天皇の中で初めて在位50年を迎えられた方ということもあり、それを記念して作成されました。表面は神鏡をかたどった覆輪のなかに、紫宸殿南庭が表され鳳凰が浮き彫りにされています。裏面は、雅楽の萬歳楽に用いられた太鼓のデザインです。

高く売れるのはどんな天皇陛下御在位50年記念メダル?

同じ天皇陛下御在位50年記念メダルでも、より高く売れるメダルがあります。どのような状態のものが高く売れるのかをご紹介します。

保存状態の良い記念メダル

保存状態が良い天皇陛下御在位50年記念メダルはより高値が付く可能性があります。記念メダルは空気に触れたり、指で触ったりすることで油脂や汚れがつき、変色してしまいます。また、湿気や直射日光からも影響を受けてしまいます。保存状態の良い記念メダルは高値が付きやすいでしょう。

セットやケースがそろっている記念メダル

セットやケースがそろっている記念メダルは高価買取が期待できます。天皇陛下御在位50年に関する他のメダルや同じメダルをセットにしたり、ケースに入っていたりするものであれば、一緒に買い取ってもらってください。

天皇陛下御在位に関わるさまざまな記念硬貨

昭和天皇の御在位に関する記念硬貨は、昭和51年(1976)に「新日本産業株式会社」から発行された純金製のもの以外にも、さまざまなものがあります。
画像参照:造幣局公式サイトより

天皇陛下御在位50年記念100円白銅貨幣

造幣局が発行した昭和天皇御在位50年を記念した100円貨幣です。昭和51年(1976年)に発行されました。発行数が多いのであまりプレミアではなく額面通りになる可能性があります。銅750ニッケル250の白銅貨でできています。

天皇陛下御在位60年記念500円白銅貨幣

造幣局が発行した昭和天皇御在位60年を記念した500円白銅貨幣です。昭和61年(1986年)に発行されました。陛下の御即位の大礼が行われた京都御所内の建物である紫宸殿がデザインされています。銅750ニッケル250の白銅貨でできています。

天皇陛下御在位60年10,000円銀貨幣

造幣局が発行した昭和天皇御在位60年を記念した10,000円銀貨幣です。昭和61年(1986年)に発行されました。純銀製で、表には日の出と瑞鳥が、裏には菊の御紋章がデザインされています。

天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣

造幣局が発行した昭和天皇御在位60年を記念した100,000円金貨幣です。昭和61年(1986年)に発行されました。純金製で表には平和を表す鳩と、日本の自然や稲作文化を表現している水がデザインされています。また裏面は菊の御紋章です。

天皇陛下御在位に関わる記念メダルや硬貨の買取相場

天皇陛下御在位に関わる記念メダルや硬貨の買取相場を紹介します。

天皇陛下御在位50年記念メダル 10,000円~190,000円
天皇陛下御在位50年記念100円白銅貨幣 100円~500円
天皇陛下御在位60年記念500円白銅貨幣 700円~1500円
天皇陛下御在位60年10,000円銀貨幣 10,000円~12,000円
天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣 130,000円~200,000円

どんな場所で売れるのか

記念メダルや硬貨はリサイクルショップや金券ショップ、買取専門店で売ることができます。それぞれについてご紹介します。

記念メダルや硬貨の買取専門店

おすすめなのは記念メダルや硬貨の買取専門店です。買取専門店に持っていくと、専門の査定員が状態を確認したうえで査定してくれます。プレミアがついているものかどうか、保存状態は良いかどうかなどを丁寧に見てくれるので、高価買取に繋がる可能性があります。

リサイクルショップや金券ショップ

買取といえばリサイクルショップや金券ショップを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、リサイクルショップでは専門の査定員がいないことが多く、二束三文で買取られる可能性があります。またそもそも買取を断られることもあるので、事前に確認が必要です。また、金券ショップでは基本的に額面どおりの金額しかつかないのでおすすめしません。

どんな形式で買取可能か

記念メダルの買取形式は、出張・宅配・店頭などの方法があります。それぞれについて紹介します。

出張 査定員が自宅を訪問し、玄関などで査定し買取してくれます。記念メダル専門の査定員が対応してくれる業者もあります。基本的に無料ですが、出張エリアが限定されている場合があり確認が必要です。
宅配 業者に宅配で記念メダルを送り、自宅に居ながら買取してもらえます。手軽ですが、梱包の手間があり、査定の様子が見えないデメリットもあります。
店頭 自分で記念メダルを店舗に持ち込み買取してもらいます。目の前で査定してもらえますが、時間がかかるなど労力が必要です。

出張

出張買取のメリットは自宅まできてくれる点にあります。業者によっては、記念メダルや硬貨専門の査定員が対応してくれることもあります。また、無料で査定を行ってくれるとこが多く、大量に査定に出す場合には持ち運ぶ手間がなく便利です。しかし、自宅に来てほしくない人には不向きで、業者によっては出張範囲が限られているため、事前に確認しましょう。

宅配

宅配買取業者は、記念メダルや硬貨を梱包して配送するだけなので、手軽に査定に出せるというメリットがあります。また、店舗を持たないぶんその維持費がかからずに買取価格が上乗せされる可能性があります。しかし、査定の様子が見えず、結果だけがメールや電話で知らされることもあって、詳細が聞きにくく納得感が得にくいです。また、業者によってはキャンセル時の返送料がかかる場合もあるので注意が必要です。

店頭

目の前で査定してもらえて、なぜその値段になったのかなど不明点をその場で質問することができ納得して買い取ってもらえます。しかし、店舗まで記念メダルや硬貨を持っていき、査定の間の待ち時間が無駄だと感じる人が多くいます。

天皇陛下御在位50年記念メダルを高く売るコツ

天皇陛下御在位50年記念メダルを高く売るコツを3つご紹介します。

相見積もり

いくつかの業者に見積もりをお願いして、それぞれ比較してください。記念メダルや硬貨の買取実績がある業者がおすすめです。現物を見てもらって査定してもらう方法のほかに、LINEやメールで写真などから簡易的に見積もりを出してくれる業者もあります。その際にはキャンセル料がかからない業者を選んでください。

買取相場を知っておく

天皇陛下御在位50年記念メダルの買取相場を事前に知っておいてから、見積もりをお願いしてください。買取相場をある程度自分で把握しておくと、いざ見積もり結果が出たときに相場金額に近いかどうか判断できます。納得できない価格の場合は質問をしてみるといいでしょう。

売る時期を見極める

金貨や銀貨には金や銀としての価値があります。日々の金や銀のレートを確認し、高い時に売るのがベターでしょう。また、鑑定書があれば貴金属としての品質保証ができるので高値買取につながりやすいです。

まとめ

天皇陛下御在位50年記念メダルは昭和天皇御在位50年を記念して発行された記念メダルです。保存状態やケース入りだと高値で売れる可能性があります。まずは大手買取業者に相見積をとった上で、納得のいく価格で買取ってもらいましょう。