MENU
骨董品の買取

【2021年最新】銀貨の買取相場は?高く売るコツからおすすめの買取サービスまで徹底紹介!

銀貨を捨てる前に正しい価値を知ってみてはいかがでしょうか?コレクションしていた銀貨や蔵から出てきた銀貨など処分にお困りかと思います。銀貨の種類によっては、思いもよらぬ価格で買取できることがあるのです。

この記事では、銀貨の種類ごとの価格相場を紹介します。さらに、銀貨を高く売るためのコツや具体的な方法まで解説するので、最後まで読むと銀貨を高く売るためにやるべきことがハッキリわかります。銀貨を処分しようとお考えの方は、一度立ち止まってこの記事を読んでみてください。

銀貨とはどんなお金?その価値や現在の位置づけは?

銀貨とは、銀を主成分とした通貨の総称です。かつて銀貨は、世界各地で流通していました。日本では、金貨よりも古くから流通しており、日本最古の貨幣といわれています。現在の日本には、1円銀貨や八咫烏銀貨、東京オリンピック記念銀貨など種類はさまざまです。中でも旭日竜50銭銀貨には、旭日竜大型と旭日竜小型があり、小型の中で大竜が描かれたものは、プレミア価格で取引されるような代物となっています。

銀の価値は安定しているので、歴史的に価値のある銀貨は高価な値段で売ることができるでしょう。銀貨の種類によっては、金貨よりも価値があり、高価買取が期待できるものもあるのです。

代表的な銀貨の種類

手元にある銀貨は想像を遥かに上回る価値を持っているかもしれません。銀貨の価値は種類によって大きく変わります。100年以上前に作られた和同開珎や発行枚数の少ない旭日竜50銭銀貨などは、1,000万円以上の価値がついたこともあります。

銀貨の価値を知るためには、手元の銀貨がどの種類なのか知る必要があります。
それでは代表的な銀貨の種類をみていきましょう。

金本位制以前の銀貨

金本位制以前の銀貨とは、丁銀や古金銀などの時代劇で見かけるような通貨です。1871年に金本位制が導入されるまでに作られた銀貨は、通用が停止となったため、価値は特に高く、プレミア価格で現金化できる可能性を秘めています。また、100年以上前に作られた和同開珎や富本銭、無文銀銭などは1,000万円以上の価値がついたこともあるほどです。

近代銀貨

近代銀貨とは、金本位制後に発行された銀貨のことです。もっともポピュラー1円銀貨は、発行年度や絵柄によって価値が大きく異なります。発行枚数の少ない明治8年に作られた銀貨は、希少性の高い刻印になっているため、高い査定額となります。さらに、5銭銀貨や10銭銀貨、20銭銀貨などさまざまな種類があります。中でも旭日竜50銭銀貨や1887~1914年に発行された新1円銀貨は、流通枚数が少ないため価値が高くなっているのです。

貿易銀貨

貿易銀貨とは、貿易専用に発行された大型の銀貨のことです。日本では、3年間しか発行されず、発行枚数はおよそ300万枚といわれています。1円銀貨と比較しても、非常に少ない発行枚数のため銀貨の状態によっては、高い価値がつくこともあります。

記念銀貨

世界各国の国際的なできごとを記念して発行された銀貨を記念銀貨といいます。日本では、東京オリンピックや日本万国博覧会、天皇陛下御在位60年記念などのタイミングで発行されてきました。現在日本では、数10種類の記念銀貨が発行されており、1千円〜1万円が相場価格となっています。

外国銀貨

メイプルリーフ銀貨やイーグル銀貨などの外国銀貨は、コレクションとしてだけでなく、価値のある地金型の銀貨として保有する人も珍しくありません。

メイプルリーフ銀貨は、カナダ王室の造幣局が発行する地金型の銀貨で、表面にはエリザベス2世の肖像画が、裏面にはメイプルリーフのデザインが美しく刻まれています。発行元で品位が証明されることや美しいデザインから多くのコレクターに人気です。

イーグル銀貨は、アメリア造幣局によって鋳造された地金型銀貨の1つです。
1986年から毎年発行されており、種類によっては少し銀の相場より高くなる可能性があります。

銀貨の買取方法について

銀貨の買取方法は、大きく分けて2種類です。銀貨の種類によって買取方法は異なるので、しっかりチェックしておきましょう。銀貨の価値を知らずに買取をお願いすると、大幅に損する可能性があります。
それでは、2種類の買取方法をみていきましょう。

銀貨の価値を基準にする買取

ほとんどの銀貨は、銀貨自体の価値を基準に買取されます。「銀のレート×重量」と考えられる人が多いようですが、これは誤りです。ですので、希少性の高い銀貨は、高く買取されることもあります。100年以上前に発行された銀貨や発行枚数が少ない銀貨は、コレクターにも人気が高いので、高値で取引されることがあるのです。

銀貨の重さを基準にする買取

メイプルリーフ銀貨のような一部の地銀型銀貨はグラム単位での買取になります。「銀のレート×重量」で買取価格が決まるので、銀のレートが高いタイミングで売却しましょう。

高く売れるのはどんな銀貨?

高く売れる銀貨は、歴史的に価値があったり、希少性の高いものになります。また、保存状態が良く、純度の高い銀貨も高価買取が期待できます。鑑定書やケースなどがあると、なお高額で売ることが可能です。それでは、高く売れる銀貨を詳しくみていきましょう。

歴史的価値や希少性の高い銀貨

100年以上前に発行された銀貨は、必ずといっていいほど高値で売却できます。また、発行から年数が経っていない銀貨でも、発行枚数が少なく入手するのが難しい場合は、高値で取引されるでしょう。何かの記念で発行された銀貨などは、発行枚数が限られていることがほとんどです。希少性の高い銀貨は、コレクターにも人気があるので、高く売ることができるでしょう。

保存状態の良く純度の高い銀貨

保存状態の良い銀貨は、高く売ることができます。歴史的に価値のある銀貨や発行枚数が少なく、希少性の高い銀貨でも、保存状態が悪いと高値で売却することはできません。
保存状態は銀貨の価値を決める重要な要素なのです。

また、純度の高さも重要になります。純銀コインの場合は、汚れがあっても高値で取引されることがあるため、捨てる前に査定に出してみると良いでしょう。

鑑定書付きの銀貨

銀貨の買取を依頼する時にケースや鑑定書があると価値が高くなることがあります。ケースや鑑定書がある場合は、査定の際に提出するようにしましょう。

銀貨の買取相場

銀貨の種類ごとに買取参考価格をまとめました。保管状態により価格が変動することもありますので、目安の価格として参考にしてください。

金本位制以前の銀貨

慶長丁銀 10万円~1,100万円
安政二朱銀 1.2万円~300万円

近代銀貨

新1円銀貨「大型」(1874年~1887年) 1,000円~280万円
竜20銭銀貨(1873年~1905年) 50円~450万円
竜50銭銀貨(1873年~1905年) 100円~800万円

貿易銀貨

貿易銀(明治10年) 15万円~40万円
貿易銀丸銀「左打」(明治10年) 15万円~45万円
貿易銀丸銀「右打」(明治10年) 15万円~50万円

記念銀貨

天皇陛下御在位60年記念10000円銀貨 1万円~1.5万円
第5回アジア冬季競技大会記念1000円銀貨 1,000円~1.5万円
1000円カラー銀貨(2008年~2016年) 1,000円~1万円

外国銀貨

メイプルリーフ銀貨 銀の買取相場-数百円×重量
イーグル銀貨 銀の買取相場-数百円×重量

歴史的に価値のある慶長丁銀や安政二朱銀は、かなり高い買取価格が期待できます。一方、記念銀貨は高くて1.5万円と、あまり高値での売却は期待できません。また外国銀貨は、銀の買取相場の影響を受けるので、買取に出す際には銀のレートを確認しましょう。

どんな場所で売れるのか

金券ショップ・リサイクルショップでも銀貨の買取は可能です。しかし、金券ショップ・リサイクルショップの査定員は、銀貨などの古銭に特化した知識を持っているわけではありません。つまり、二束三文で買い取られてしまう可能性があります。

また、骨董品全般の買取業者に依頼することも可能です。ですが、高く買い取ってもらいたい場合には、古銭の専門家が査定してくれる買取店がオススメです。中でも銀貨の取り扱い実績が豊富な買取店ならなお良いでしょう。

金券ショップ・リサイクルショップ

「どうせ捨てるなら買取してみようかな」と考えた時に真っ先に思い浮かぶのが、金券ショップやリサイクルショップではないでしょうか?実際に銀貨などの古銭を買い取ってくれる業者も多くあります。

しかし、適切な買取価格を提示してくれる可能性は低いでしょう。その理由は、金券ショップやリサイクルショップの査定員は、古銭に特化した知識を身に付けていない可能性が高く、コレクター人気や流行を掴めていないことが多いためです。銀貨を適切な価格で売るには、専門の買取店に依頼することをオススメします。

骨董品全般の買取業者

骨董品全般の買取業者では、それぞれの骨董品専門の査定員がいる場合が多いです。したがって、古銭の買取が可能な場合は、古銭専門の査定員がいると考えられます。古銭に関する知識やコレクター人気などを元に適切な価格を提示してくれるでしょう。

一方、業者によっては、1人の査定員があらゆる骨董品の査定を担当している場合もあります。このような場合には、安く買い取られてしまう場合があるので注意しましょう。古銭の買取専門店に依頼すると、安く買い取られる心配は少ないでしょう。

古銭の買取専門店

古銭を専門とする買取業者なら適切な買取価格を提示してくれるでしょう。ただし、古銭専門と謳いながら、さまざまな買取を行う業者もあります。最悪の場合、古銭について深い知識を持っていない査定員が担当することも無いとはいえません。

買取を依頼する場合は、事前に実績や口コミを確認するようにしましょう。さらに、銀貨の取り扱い実績が豊富な業者だと、より信頼して査定を任せることができます。銀貨の取り扱い実績にも注目しながら買取専門店を比較してみると良いでしょう。

どんな形式で買取可能か

買取業者を探して持っていくのは面倒ですよね。大手買取業者には、無料宅配や出張査定などのサービスがあります。無料宅配は、自分の好きなタイミングで送るだけなので簡単です。出張査定では、自分の都合に合わせて訪問して査定してくれます。宅配や出張サービスのある業者は、無店舗営業でコストカットを行い、査定額が高くなることもあるのでオススメです。

出張 査定員が自宅を訪問し、玄関などで査定し買取してくれます。ただし、出張エリアが限定されている場合や、買取を断りづらく感じる場合があることを理解しておきましょう。
宅配 業者に宅配で物品を送り、自宅に居ながら買取してもらえます。店舗を持たないことから高い買取価格が期待できますが、配送中の事故やキャンセルの場合には、送料が必要になるので注意しましょう。
店頭 自分で店舗に持ち込み買取してもらいます。一般的な買取方法になりますが、持っていく手間がかかり、せっかく持って行っても買取価格に納得できないことがあります。

出張

査定員が自宅を訪問し、買取までしてくれる出張買取もオススメです。自宅に居ながら査定を受けることができるので、店舗に持っていったり、配送用に梱包したりする手間がかかりません。便利なサービスではありますが、出張エリアが限られていることもあるので、事前に確認するようにしましょう。また、自宅での査定で断りづらい雰囲気になってしまう場合があることも理解しておきましょう。

宅配

業者が用意した宅配キットや自分で用意した段ボール箱などに入れて宅配することで、査定から買取まで対応してくれる業者が増えてきています。家にいながら非対面で査定を受けることができ、無店舗によるコストカットで高額買取が期待できるでしょう。

一方、保管状態が買取価格に大きく影響する銀貨は、配送中に傷ついてしまう危険性があります。宅配する際には、丁寧に梱包するなど最善の注意を払う必要があります。

店頭

一般的な買取といえば、店舗に持っていく方法ではないでしょうか?査定の様子を見ることができたり、買取価格に満足できない場合に断りやすかったりします。ですが、忙しい場合は待ち時間が長かったりすることもしばしば。

また、店舗を構えているコストがかかるので、無店舗の宅配や出張に比べると買取価格が低くなる傾向にあります。時間をかけて持って行っても安い買取価格を提示されることがあるので、あまりオススメできません。

銀貨を高く売るコツ

銀貨高く売るためにはコツがあります。相見積もりとることや、買取相場を知っておくことも重要です。
銀貨を高く売るための具体的なコツをみていきましょう。

簡易査定を利用し、相見積もりをとる

銀貨の買取を検討している時は、簡易査定を利用し、複数の業者に相見積もりをとることをオススメします。写真を撮影し、重量や枚数などの情報を伝えることで簡易的に査定してもらうことが可能です。簡易査定といっても比較的に正確な査定をすることができます。

LINEやメール、フォームから簡単に査定を依頼することができるので、簡易査定を利用して複数の業者に査定してもらいましょう。その中でもっとも高額だった業者には、実際の査定を依頼すると、高額買取が期待できます。

買取相場を知っておく

銀貨の買取を依頼する時には、買取価格の相場を知っておくと良いでしょう。買取業者によっては、安い価格で買い取ろうとしてくることもあります。事前に相場を調べておくと、安く買い取られる心配はありません。
ただし、銀貨の保存状態や銀のレートによって価格が大きく変動することもあります。事前に調べておいた相場は、あくまで目安程度に考えておきましょう。

まとめて売る

銀貨を複数枚持っている場合は、まとめて売ることをオススメします。業者によっては、まとめ売りのキャンペーンなどを開催していることもあるので、うまく活用すると、高値で買い取ってもらうことができるでしょう。

丁寧に保管しておく

銀貨を高く売るためには、丁寧に保管しておくことも重要です。歴史的に価値のある銀貨や発行枚数が少なく、希少性の高い銀貨でも保管状態が良くないと、買取価格は下がってしまいます。保管するときは、直射日光を避け、湿気の少ない場所で保管するようにしましょう。

さらに、埃や汚れを防ぐために専用のケースで保管すると、綺麗な状態を保つことができます。銀貨を高く売るためには、簡易査定で相見積もりをとり、もっとも高い査定額の業者に実際の査定を依頼するようにしましょう。事前に相場価格を調べておくと、安く買い取られる心配はありません。

また、業者によっては、まとめ売りで高く買い取ってくれる場合があります。まとめ売りキャンペーンをうまく活用しましょう。さらに保管状態の良い銀貨は、高額買取が期待できます。

適切な保管方法を守り、良い状態で査定に出すようにしましょう。

まとめ

この記事では、銀貨の種類と高く売るためのコツを解説してきました。古くに発行された歴史的価値を持つ銀貨から、オリンピックなどを記念して作られる記念銀貨など種類はさまざまです。中でも古い銀貨は希少性が高く、1,000万円以上の価値がつくこともあります。

コレクションしていた銀貨はもちろん、蔵から出てきた保存状態の良くない銀貨も思いもよらぬ値段がつくかもしれません。傷や汚れがひどい銀貨でも、捨ててしまう前に一度査定をしてみてはいかがでしょうか?宅配や出張で自宅に居ながら査定を受けることができるので、時間や手間はほとんどかかりません。想像を超える価値を秘めた銀貨が、あなたの生活を豊かにしてくれるかもしれませんよ。