宝石・金の買取

【ブランド/素材】高く売れる宝石って?買取に出す前にチェックしよう

「自宅に眠っている宝石の価値を知りたい」
「宝石の買取相場はどれくらい?」
「ジュエリーブランドは高く売れるの?」

このような疑問はありませんか?

宝石は、種類やブランドの有無、保存状態など、さまざまな条件によって買取金額が異なります。

この記事では、高値が期待できる人気のジュエリーブランドや宝石について、特徴や買取相場などを詳しく解説していきます。


高く売れるジュエリーブランド


ハイブランドジュエリーとノンブランドでは宝石の買取価格が大きく変わります。

ここでは、高く売れるジュエリーブランドを6社ご紹介します。

ハリーウィンストン

ダイヤモンドの美しさを追求しているジュエリーブランドと言えば、ハリーウィンストンが有名です。

1932年に創業したハリーウィンストンは日本でも全国に直営店があるほどの大人気。

最高級の宝飾品ブランドとして世界中で認識されているハリーウィンストンは「ダイヤモンドといえばハリーウィンストン」と言われるほど信頼度がとても高いのが特徴です。

最高級のダイヤモンドのみを使用したハリーウィンストンの定番人気シリーズ「リリークラスター」。

根強い需要があるシリーズなので、高価買取になりやすいデザインです。

買取相場

  • リリークラスターのダイヤピアス…~500,000円
  • リリークラスターミニのネックレス…~450,000円

ティファニー

洗練された美しいデザインが魅力のティファニー。

ハイブランドでありながら、シルバーアクセサリーからダイアモンドを用いたものまで、さまざまなジュエリーで展開しています。

学生から年配の方まで幅広い世代で人気が高いのが特徴です。

ティファニーの中でもして安定して人気のあるジュエリーはローマ数字のデザインがスタイリッシュなアトラスシリーズです。

また、セッティングのダイヤモンドリング、ラビングハートやインフィニティなども需要があるので高価買取対象になりやすいでしょう。

買取相場

  • アトラスリング…~35,000円
  • インフィニティリング…~90,000円

カルティエ

ヨーロッパ各国の王族御用達のジュエリーブランドと言えば、カルティエが有名です。

1847年に創業したフランスのハイブランドジュエリーカルティエは、センスの良い美しいデザインとクオリティの高い宝石で、今もなお人気を集めています。

カップルに人気の「ラブリング」を始めラブシリーズは非常に有名です。

パンテールシリーズやトリニティシリーズも人気があり高価買取の対象になりやすいでしょう。

買取相場

  • ラブリング(ダイヤなし)…~50,000円
  • カルティエ K18 スウィートトリニティ イヤリング…~100,000円

ブルガリ

1884年にローマで創業し、130年以上の歴史を誇るイタリアのジュエリーブランドブルガリ。

定番の星座モチーフはギリシャ神話を元に作られ、多くのジュエリーがギリシャの古典主義をイメージしてデザインされたと言われていいます。

近年ではギリシャ神話の中で、不死や不老の意味を持つスネークをモチーフにしたアイテムが特に人気を集めています。

装飾はルビーやサファイアなどのカラーストーンを使用することを得意とし、独特の色使いが人気の秘密です。

「BVLGARI」の文字が刻印されているビーゼロワンリングや、ダイヤがあしらわれているドロップリングは現在も根強い人気を誇るブルガリの代表ジュエリーです。

買取相場

  • ブルガリブルガリ シェル ダイヤ ピアス…~140,000円
  • ビーゼロワンワンバンドリング…~33,000円

シャネル

創業から100年経った今も幅広い世代から愛され続けている、フランスの高級ブランド、シャネル。

創業者ココシャネルの手がけるデザインセンスは世界中の女性を魅了し、現在でも世界のハイブランドとして愛され続けています。

本物の宝石を使ったジュエリーだけでなく金メッキで作られてた物も多いので、低価格でありながらハイブランドの高級感を楽しめるのも人気の秘密。

圧倒的人気のココマークや、ゴージャスでエレガントなカメリアコレクションが特に評価の高いデザインです。

買取相場

  • シャネルココマークピアス…~20,000円
  • シャネル ヴィンテージ グリポア チェーン ネックレス…~100,000円

ピアジェ

1874年に創業されたスイスを代表する高級腕時計・ジュエリーブランドのピアジェ。

職人が生み出す美しいジュエリーの芸術作品は、世界中の女性を魅了し続けています。

時計やジュエリー、どちらも素材や装飾、ギミックにまで宝石を使用。

細部まで高級感にこだわったデザインは商品によって雰囲気が異なり見る人を楽しませてくれますよ。

カクテルをイメージしたリングやカラフルな色使いは人気が高く、ブラックタイ、アルティプラノ、クリエイティブ、ダンサー等のモデルは市場でも高価買取の対象になりやすいでしょう。

買取相場

  • アルティプラノ時計…~1,089,000円
  • ダンサー時計…~800,000円

高く売れる宝石

高値で買取をされやすい宝石ですが、その価値を知らなければ高い評価を付けることはできません。

宝石は種類がとても多く、同じ宝石でも石の大きさや質、デザインなどによって価値が異なります。

ここでは、それぞれの宝石の価値を詳しく解説していきます。

ダイヤモンド

四大宝石の中でも圧倒的な人気を誇るのがダイヤモンドです。

ダイヤモンドの世界共通の評価基準である「4C」。

4Cの優れたダイヤモンドほど高く評価されると言われています。

色付きのダイヤモンドもあり、中でも特に色の濃いピンクやブルーのダイヤモンドは希少価値が高く、質がよければ高価で買取される可能性が高いでしょう。

また、ダイヤモンドは小さなキズがつくことで評価基準が下がるので保管の際は注意が必要です。

最低でも0.2カラット以上、粒が大きく色透明な物ほど高価格での買取になります。

ルビー

宝石の女王とよばれるルビー。

主にミャンマーで産出されている「コランダム」という鉱物から作られる宝石です。

派手すぎないシルエットと色味で、若い女性から年配の方まで幅広い世代で取り入れられているのが特徴です。

内包物が少ないほど高価買取の対象になりますが、中でも「ピジョンブラッド」とよばれる鮮やかな赤色のルビーは最高級品と言われています。

光を当てると星が現れる「スタールビー」も人気が高い種類の1つです。

サファイア

中世のヨーロッパで聖職者に親しまれてきた神聖な石、サファイア。

ルビーと同じ「コランダム」という鉱物から作られた宝石です。

コランダムからできた鉱物のうち、青い鉱物をサファイア、赤い鉱物をルビーと呼びます。

赤いルビー以外のコランダムは全てサファイアに分類されるので、ピンクやイエロー、ファンシーカラーのサファイアもあります。

定番は、美しい透明感と青みを持つ「ブルーサファイア」。

サファイアの中でも最も評価が高いのは、ミャンマー産の「ロイヤルブルー」といわれています。

エメラルド

その昔、クレオパトラをも魅了したといわれるエメラルド。

五大宝石の1つとしても有名で、古くから愛され続けている宝石です。

エメラルドは透き通ったものよりも、深みのある濃い緑色をしたコロンビア産のものが高く評価される傾向があります。

また、丸くカットされているものより、「エメラルドカット」といわれる表面を大きくカットしたものの方が評価が高いでしょう。

オパール

古代ローマ時代から宝飾品として愛されてきたオパール。

主にオーストラリアから産出されていいますが、エチオピア、アメリカ、チェコスロバキアなどでも採掘されていて、含有物によってカラーや状態が変わります。

ブラックオパール、ボルダーオパール、ホワイトオパール、メキシコオパールなど、さまざまな種類のオパールがありますが、最も人気が高いのがブラックオパールです。

ブラックオパールは光の当たり方や反射角によって虹色に輝く「遊色効果」が、査定の際の価値を決めるポイントになります。

真珠

中国を中心に宝飾品として古くから親しまれてきた真珠。

中でも日本の真珠は、世界的にも美しいと評判だったと言われています。

真珠の種類は数多くあり、産地ごとに名称や特徴、買取価格も異なります。

また、真珠のブランドも評価をする際の重要なポイントです。真珠で有名なMIKIMOTOやTASAKIの真珠は買取でも人気が高く、高評価を受けやすいブランドです。

ノンブランドの真珠でも、貝の種類によって買取金額は大きく異なります。

「世界で最も美しい真珠貝」と呼ばれる奄美大島産のマベ真珠は、特に評価の高い真珠になるでしょう。

珊瑚(コーラル)

別名で「オックスブラッド」と呼ばれ、鮮やかな血のように赤いことが特徴的な珊瑚。

珊瑚は赤珊瑚や白珊瑚など、さまざまな種類が存在していますが、深い赤色であるほど評価が高く、色が濃い血赤珊瑚は最高級品と言われています。

全体の色合いが均一なことに加え、斑点や筋、白濁などが無ければさらに価値が高くなります。

ちなみに、加工されたものより原木の方が需要が高く、状態の良い血赤珊瑚の原木が数百万で買取をされた実績もあるそうです。

翡翠

昔から東洋を中心に、神秘的なパワーを持つ魔石として扱われてきた翡翠。

日本でも縄文時代以降、宝飾品として貴族に親しまれてきました。

翡翠は硬玉(こうぎょく)と軟玉(なんぎょく)の種類があり、透明度や色合い、色ムラによって評価が異なります。

一般的に透明度が高く、茶色や黄色味などの混じり気のない深い緑色の物が価値が高いと言われています。

中でも琅玕(ロウカン)と呼ばれる翡翠は最高級品と言われ、宝石買取においてもトップレベルの高額買取の対象になります。

番外編:アクアマリンやローズクオーツなども売れる?

宝石買取を専門としている大手の買取業者であれば、アクアマリンやローズクオーツや水晶なども買取依頼に対応しています。

宝石の正しい査定をしてくれる業者を選ぶことで、さまざまな種類の宝石の買取依頼を申し込むことができるはずです。

査定が可能か心配な場合は、事前に問い合わせをしてみるのも良いでしょう。

他にもある!高く売れる要素

ジュエリーブランドや宝石以外にも、高く売れる要素はあります。

地金

リングの宝石が載る台座やネックレスのチェーンに使われる貴金属のことを地金とよびます。

地金にはゴールドやプラチナ、シルバーなど、さまざまな素材が使われますが、この地金にも大きな価値があることをご存じでしょうか。

宝石の査定に詳しい業者であれば、ジュエリーの価値を《石の価値+地金の価値》で算出するので値段も高く付きやすいです。

地金に対してもしっかりと査定してくれる業者であれば、損をすることなく適正価格で買取をしてもらえるでしょう。

大きさ、カラット

宝石の買取評価で重視されるポイントの1つに「宝石の大きさ」があります。

宝石は大きいほど希少価値が高くなり評価も高くなると言われています。

0.2カラット程度の大きさの石であれば、希少性がなく買取の評価も高くありません。

一方、1カラット以上の宝石になると希少価値がぐんと上がります。

評価が高くなることで、高額な買取価格に繋がるのです。

保存状態

宝石は保存状態によっても買取の値段が左右されます。

傷やへこみがある宝石は、どんなに価値がある宝石でも減点対象となってしまいます。

保存状態が良い宝石であれば見た目の美しさでも評価をされるでしょう。

宝石の種類によって、乾燥に弱いものや日差しを避けた方が良いものなどがあります。

それぞれの宝石の性質に合わせた適正な保管をすることで、宝石の魅力を損なうことなく美しい状態を保てるでしょう。

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まとめ

高値が期待できるジュエリーブランドや宝石の種類を紹介しました。

お手元のジュエリーは、あてはまりましたか?

手放したいジュエリーが、人気ブランドのものであったり稀少性の高い宝石であれば、高く売れる可能性があります。

一度、宝石の専門知識を持つ買取業者に査定に出してみてはいかがでしょうか?