骨董品の買取

遺品整理で骨董品・古美術品が見つかったときに取るべき行動とは?

遺品の整理をしていて、押し入れの奥から、骨董品や古美術品が見つかることなどもあると思います。存在を知っていたものならまだしも、初めて見つけたものだと、どのように対応をして良いのか、困ってしまいますよね。

しかも骨董品や古美術品は、有名ブランド品などと異なり、その価値や希少性が自分で調べて分かるものではありません。当然ながら専門の鑑定士でないとその値打ちを正しく判定できませんが、その鑑定士の間でも値段に相違が出る場合があります。

また、遺品となれば当然相続が関係してくることになります。相続する場合も、適切な手順を踏まないと、のちのちその骨董品のことで揉めることにもなりかねません。

このように遺品整理で骨董品・古美術品が見つかった際は、慎重かつ正しい行動が必要になってくるのです。

今回は遺品整理をしていて骨董品・古美術品が見つかった際の最初の対応から、買取してもらう場合の適切な行動について、解説いたします。後悔のない対応をするために、ぜひ最後までご覧ください。 

遺品の取り扱いを遺族と整理する

遺品整理をする場合は、事前に遺品の扱いについて、どのようにするか遺族間で話し合っておくことが大切です。

遺品にも様々な種類のものがあります。形見分けする遺品もあれば、資産価値のある遺品もあります。トラブルを招くことの無いよう、遺品整理にあたっては事前に方向性を決定しておく必要があります。

ここでは、遺品の取り扱いについての注意点を解説します。

遺品整理は思いがけないものが出てくる可能性があります。対応に困ることの無いよう、この項目をまず第一に押さえてください。

負の遺産がないかを確認する

「負の遺産」と呼ばれる「遺品」がある場合もあります。

代表的なものが借金です。亡くなった方に借金があった場合、遺族、相続人がそれも負うこととなります。また、負の遺産には借金以外にも固定資産税や所得税、住民税、未払になっている医療費なども含まれます。

この負の遺産の有無は、遺品整理を行う前に必ず確認しておく必要があります。なぜなら、「相続放棄」に関わってくるからです。

相続をして、結果的にマイナスの方が多くなる場合は、相続権の放棄をすることができます。しかし、負の遺産の存在を認識せず、骨董品などを売却した場合、相続の意思があるとみなされ、相続放棄ができなくなってしまいます。

そのため、プラスとなる遺品の整理よりまず先に、負の遺産はないか、相続放棄の可能性はないかを、絶対に確認しておかないといけません。また相続放棄をしない場合も、負の遺産がある場合はその支払いをどのように行っていくか、遺族間での決定が不可欠です。

遺産分割協議を行い、所有者を明確にする

遺品の整理をする前に、遺産分割協議を行っておくことも重要です。

遺品は「形見分け」で分配をしたり、売却し、その金額を分割するなどして相続しますが、どの品をだれが相続するのか、所有者を明確にしておく必要があります。その品の金額によっては贈与税も関係してきますので、注意が必要です。

骨董品や古美術品が出てきた場合、それを買取してもらい、金額を分割する場合も多いことでしょう。遺産分割協議をせずに査定に出し、高値が付いた場合などは、その分割でトラブルになることも考えられます。

それを避けるには、査定前の遺産分割協議や、骨董品・古美術品の遺品の有無などをしっかりと遺族みんなが認識しておくことが大事です。話し合いを経て、認識を統一したうえで査定、売却を行うことで、後から揉めることも防げます。

特に骨董品・古美術品はその査定金額が一般の方には未知数です。「とりあえず査定に出してから決めよう」という姿勢で独断で行動すると、トラブルにつながりかねません。

正しい順を追って、慎重な対応を心がけましょう。

骨董品・古美術品を保管するのか売却するのかを考える

遺品整理をしていて骨董品・古美術品が出てきたときは、まずそれを保管するのか、売却するのかを決める必要があります。

とはいえ何を残せばいいのか、また全て売ってしまってよいのか迷われることも多いと思います。

ここでは骨董品・古美術品を「保管するのか、売却するのか」決定をする際の注意点について、それぞれ解説していきます。

保管する場合の注意点とは

まずは売却しない、「保管すべきもの」を明確にするようにしましょう。

例えば「家宝」とされる品はないかどうか、親族に確認を行っておきましょう。その認識なしに、骨董品や古美術品を整理することの無いようにしてください。

また遺言書に故人が残しておきたいものの記載はなかったでしょうか?故人の思い入れのある思い出の品やコレクションは、ぜひ大切に残しておきたいものです。

次に保管する場所の問題も考えましょう。

骨董品や古美術品は、スペースを必要とする場合もあります。事前に考えていた保管場所で収まりきるのか。収まらないのであれば、新たな場所を考えるしか方法がありません。防犯対策も考慮する必要があります。

さらに骨董品・古美術品はデリケートな品が多く、カビや虫食いなどが発生しないような「環境」にも注意する必要があります。骨董品や古美術品の保管をする際はこのような劣化が発生しないような保管場所選びにも、十分注意する必要があります。

売却する場合の注意点とは

遺品整理で出てきた骨董品・古美術品を売却する場合、まず注意すべきは「一人で判断しない」ことです。親族と骨董品が出てきたことを共有し、遺産分割協議をした上で、全員合意の上査定、という手順を踏みましょう。

相続の方法を誤り、勝手に骨董品を売却したりすると、親族間でのトラブルにつながりかねません。

また買取価格に対して、正しい判断を行うことも重要です。

骨董品・古美術品は、「納得のいく買取額」が判断しずらい品物です。とはいえ、業者の言われるがまま焦って売却をすると、「本来はもっと高く買い取ってもらえるものだったのに」という後悔につながります。

遺品整理を行っていると、故人のことが思い出されたり、心が揺れ動いたり、落ち着かない場合も多いことと思います。

しかし、気持ちが焦って適正価格でないのに売却を急いだり、そぐわない業者を決定したりするとのちのち後悔することになります。

正しい判断ができるよう、冷静に行うようにしましょう。

特に買取と回収を同時に行う業者に依頼する際は注意が必要です。骨董品・古美術品はその査定に専門的な知識を必要とします。それがない業者の査定だと正しい値打ちを見抜けず、安く買取されてしまう可能性も出てきます。

骨董品・古美術品の売却は信頼のおける専門業者に頼むことが何より大切です。

一般的な遺品整理の業者だと出てきた骨董品・古美術品の値打ちが正しく判断できない場合があります。

遺品をまとめて売却するような場合も、専門の業者に価値ある品を仕分けてもらうなどの対応が必要です。

骨董品・古美術品の買取に実績のある店舗であれば、出張買取などでそのようなニーズに対応してくれる場合もあります。そのほかにも、広く相談に乗ってくれますので、ぜひ専門の業者を選定するようにしてください。

骨董品・古美術品を保管するのは大変

骨董品・古美術品の保管には多くの条件をクリアする必要があります。どのような項目に注意すべきか、具体的に考えてみましょう。

まず場所の問題です。骨董品・古美術品を保管しておくには、それだけのスペースが必要です。また破損することの無いよう、厳重な保護も欠かせません。さらに防犯対策も必要です。最近ではレンタルルームなどを使用する場合もありますが、当然ながら料金がかかります。

また骨董品・古美術品が劣化してしまうのも防がなければいけません。虫食い、カビ、日焼け、汚れ、それらを防ぐには保管する環境にも十分注意する必要があります。その土地の気候なども、品物によっては状態に影響を与えてしまう場合もあります。

このように骨董品・古美術品の保管にはかなり繊細かつ大変な作業が要求されます。家宝や、故人の思い出の品は大切に保管することが重要ですが、保存に悩む品は判断に迷い劣化させてしまう前に、いったん複数店舗に査定に出してみるのが良いでしょう。

骨董品・古美術品を査定に出す方法を考える

ここでは骨董品・古美術品を査定に出す方法について解説していきます。

今は多くの店舗が顧客のニーズに合わせて複数の買取方法を用意している場合がほとんどです。自分に合った買取方法を選ぶことで、負担がなく査定を依頼することができます。

骨董品・古美術品は扱いにも細心の注意が要求され、扱い方が分からない品物もあるでしょう。また他の遺品整理などが忙しく時間が確保できないこともあるかもしれません。

そのような場合も買取方法によっては効率よく、安心の査定依頼を実施することが可能です。自分にとって好ましい方法を選択できるよう、それぞれの買取方法のメリット・デメリットを理解するようにしてください。

出張買取を依頼し、査定してもらう

自宅の近隣に買取店がない場合や、複数点の査定を依頼したいときは出張買取が便利です。出張買取は査定員が自宅まで伺い、目の前で査定をしてくれる買取方法です。

実際に査定員とやり取りできるので、骨董品・古美術品に関する説明や、査定の内容など確認しながら買取を進めることができます。

品が大きくて買取店まで運べなかったり、大量にある時、あるいは移動することが不安な品の査定をお願いしたいときにもおすすめです。

買取査定に際してはまず買取店へ連絡し、日程と時間を決定する必要があります。その後、訪問してもらうわけですが、自宅の住所を教え、家の中まで上げることになるので、信頼できる業者にお願いする必要が出てきます。

宅配買取を依頼し、査定してもらう

買取店への持ち込みが難しく、出張買取を依頼する時間も確保できない方は宅配買取を利用してみてはいかがでしょうか。

宅配買取は、自宅に宅配キットを送ってもらい、そこへ査定してほしい品を詰め送り返すことで後日査定額を連絡してくれる買取方法です。送料は無料の場合も多く、宅配キットの中に緩衝材なども同梱されているので、発送も便利です。

自分のペースで作業できるほか、自宅へ査定員が訪問することもないので、対面が心配な方にもおすすめの方法です。

ただし、大量の品や、割れ物などの破損が懸念される品の査定には適しません。詳しくは買取店と相談の上実施するようにしてください。

店頭買取を依頼し、査定してもらう

自宅の近くに買取店があり、自身で品物を持ち込むことが可能な場合は店頭買取が一番便利です。また事前に予約が可能な店舗であれば待ち時間なく査定をお願いすることができます。

実際に査定士の話も聞けますし、わざわざ来てもらう出張買取よりは買取キャンセルの場合、気分的に断りやすいなどのメリットもあります。大事な骨董品を自分の手で運べるというのも宅配買取より安心です。

ただし重要なのは信頼できる店舗を選ぶことです。特に骨董品・古美術品は査定に専門的な知識を必要とします。専門の査定士でないと、適切な値段がつけられない場合がありますので、そのような査定士がちゃんと在籍しているか、事前に確認しておく必要があります。

希望の査定方法に対応した買取業者を選ぶ

骨董品・古美術品の買取は専門の知識を必要とするので、業者選びは最も大切になってきます。不適切な業者を選ぶと、正しい値打ちがつけられない可能性もあります。

さらに、自分に合った買取方法を実施しているかも同時に確認しましょう。

ここからは骨董品・古美術品の買取に数多くの査定実績を持つ店舗を紹介していきます。信頼できる店舗の「基準」を知る意味でも、その内容をご確認ください。

日晃堂

大阪に本社を置く、美術品、骨董品の専門買取店、日晃堂。

骨董品のそれぞれのジャンルごとに専門の査定士が在籍しているので、確実な査定金額が望めます。

買取店選びではその販売経路の数にも注目してください。販売経路が多いということはその分適切な場所へ高値で品を販売できるということ。その分、買取金額も高く提示してくれる場合が多いです。

その点、日晃堂は世界各地に販売ルートを持っているので、買取金額も高額が期待できます。

骨董品・古美術品を売るにあたっての私たちの不安もしっかり理解してくれているので、相談がしやすいのも魅力です。

買取方法も出張、宅配、店頭全てに対応しています。手数料は完全に無料で、宅配買取は全国対応しています。

緑和堂

京都に本社を構える骨董品、美術品の買取専門店、緑和堂。

経験豊富な査定士が確かな買取価格を提示してくれる買取店です。

アメリカ・中国・香港・ヨーロッパなど世界中に販路を持っているので高額の査定が期待できます。また百万円以上の高額の買取にも即日現金化が可能です。

遺品整理の際も、残された品の中から価値ある品を見つけ出すことを掲げており、安心して相談することができます。

買取方法としては店頭買取と出張買取の2種類に対応していて、出張買取は主に関西・中部・関東エリアを中心に対応。出張費・査定料は無料です。スマホから写真を送るだけで査定してくれる「LINE査定」にも対応しています。

WAKABA(わかば)

全国に200店舗以上展開する買取専門店WAKABA(わかば)。顧客満足度95.9%を誇るWAKABAは買取品目が業界最多クラスで、骨董品の買取にも実績を持っています。

他店で買取不可となってしまった品や、状態の悪い品、付属品や保証書、鑑定書がないものでも専門の鑑定士が丁寧に査定、買取してくれることを掲げています。

WAKABAは接客にも力を注いでおり、「女性も入りやすい買取店」などの評価も得ているので、初めての買取などの際も安心して相談することができます。

買取方法も出張、宅配、店頭全て選択可能な他、スマホから写真を送り、最短3分で査定額を知ることができる「LINE査定」にも対応しています。

遺品整理で骨董品・古美術品が見つかった場合は後悔しないよう冷静に対応しよう

本記事では遺品整理で、骨董品・古美術品が見つかったときに取るべき行動について解説してきました。

骨董品・古美術品は、その値打ちや扱いが特殊な品物のため、対応の仕方に困ってしまうことも多いと思います。しかし、なにも判断できないままでいると、劣化してしまったり、価値が変動してしまったりといった不安もあります。

また相続に関する対応も適切に行わないと、後からトラブルに派生しかねません。

それらをクリアするには、正しい手順と、対応方法を理解し、冷静に対応することが重要です。

また買取依頼を出す場合も、その業者、店舗選びは慎重に行う必要があります。専門の査定士が在籍し、安心の査定実績がある店舗を探すようにしましょう。また量や、ライフスタイルに合った買取方法を選択することも重要です。

遺品整理で出てきた骨董品・古美術品の扱いは、適切な手順と冷静な判断で、後悔のない対応を心がけてください。