「ブランデーはどんなものが高く売れる?」
このような疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。ブランデーで高く売れるのは、「ルイ13世」のような有名銘柄です。ブランデーの価値は銘柄やブランドによって決まるといっても過言ではないでしょう。
この記事では、高く売れブランデーの銘柄やブランド、相場価格などをお伝えします。さらに、売却する時のコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
10月から5月の約8か月は袷(あわせ)の季節です。袷とは裏地のある着物のことで、袷の季節は着物がもっともよく着られる季節。
秋の行楽シーズンにはカジュアルな小紋、お正月の挨拶には振袖、卒業式には袴、子どもの入学式には訪問着など…お出かけや行事で着物が大活躍します。そのため、10 月~5月は着物の需要が高まるため、お持ちの着物を売るには良い時期となります。
着物の多くは袷の着物です。きっとお手元の着物にも裏地が付いているものがあるはず。袷の着物の買取は今からがチャンスです!
ブランデーとはどんなお酒?
ブランデーとは、原料の果物を発酵・蒸留して作り出されたお酒です。白ぶどうのワインを蒸留し作れられるものが一般的なブランデーですが、原料がりんごの場合はアップル・ブランデーと呼ばれ、さくらんぼではチェリー・ブランデーと呼ばれます。一般的な飲み方は、グラスに少量のブランデーを注ぎ、香りとともに味わう飲み方です。
ブランデーが誕生したのは7、8世紀ごろのスペインといわれ、白ワインを蒸留したことが始まりとされています。15世紀にはフランスの「アルマニャック地方」や「コニャック地方」で生産が始まり、この地方で作られるブランデーは、現在でも世界的に人気です。ブランデーは熟成年数などを基準としてランクが定められており、中でも「ナポレオン」や「XO」は長期間熟成されたものとして、市場での価値が高くなっています。
長期間熟成されたお酒を総称して「古酒」と呼んでいます。ブランデーの古酒は、質の高い味はもちろん、バカラ社製クリスタルボトルや高級陶磁器製ボトルなどに入っているため、ボトル目当てのコレクターも少なくありません。人気の高い「古酒」は、かなり高額での取引が期待できるでしょう。
代表的なブランデーの銘柄
ブランデーの銘柄は種類が豊富です。銘柄によって買取価格が大きく変動します。中でも「ヘネシー」や「レミーマルタン」、「カミュ」などはブランデーを代表する人気銘柄ですので、買取価格も高額になることが予想されます。
それぞれの銘柄ごとに詳しくみていきましょう。
画像参照:レミーマルタン公式サイトより
ヘネシー
ヘネシーは日本国内でもっとも人気の高いブランデーのブランドです。ブランデーを熟成する樽は、樹齢100年以上のフランスオーク樽を使用し、もっとも古い原酒の中には、200年以上前に保存されたものもあります。ヘネシーはブランデー作りに一切妥協せず、限定したぶどう畑で最高品質のぶどう作りからこだわっているのです。このようなこだわりで作られた最高級ブランデー「ヘネシー」は、買取価格もかなり高額になることが予想されます。
レミーマルタン
レミーマルタンとはコニャック地方で作られる最高級ブランデーです。レミーマルタンの特徴は、原料のぶどうがコニャック地方で最上級の土壌エリア「グランド・シャンパーニュ」とそれに次ぐ「プティット・シャンパーニュ」で作られているだという点です。さらに、レミーマルタン独特の「リーズ蒸留法」で蒸留されるため、コクのある仕上がりになります。
レミーマルタン中でも最上級の「ルイ13世」は、史上最高と評された万国博覧会で最大級の賞賛を得ました。エリザベス女王に献上されるなど、100年以上もの間、最高級ブランデーとしての地位を確立しています。バカラ製の美しいボトルデザインから、日本では特にホストクラブでの需要が高く「歌舞伎町でもっとも高級なお酒」としても知られているのです。
カミュ
カミュはまろやかで飲みやすいブランデーとして、日本人からも人気の高いお酒です。ヘネシーやレミーマルタンと並び、コニャック地方の有名ブランドとして伝統的にブランデーを作り出しています。カミュは創業から150年以上経っていますが、創業当初から現在に至るまで家族で経営している数少ないブランドです。現在のカミュファミリーは5代目となり、コニャック地方で3番目によいとされる土壌エリア「ボルドリー」で高品質なブランデーを製造しています。
クルボアジェ
クルボアジェはコニャック地方で作られるブランデーとして、ナポレオン1世が愛飲していたことで知られています。クルボアジェにはナポレオンの名を冠したものがあり、フランスで歴史あるお酒です。現在はサントリーの子会社が所有していることから、日本でも手に取りやすいブランデーとして人気を博しています。
マーテル
マーテルはコニャック地方の中でもっとも歴史あるブランドです。1715年に創業したマーテルは、300年を超える歴史を誇り、古くから多くの人々に愛されてきました。中でも人気ブランデー「マーテル・コルドン・ブルー」は「もっとも栄誉ある者に送られる青いリボン」を意味し、世界中で高く評価されています。
ハイン
ハインは熟成ブランデーを中心に生産しているブランドです。フランスのコニャック地方で、熟成年数15年以上のものしか生産していません。そのため、ハインのブランデーは風味豊かな芳醇さを感じられるでしょう。ハインは熟成年数が長いため、生産数が限定されているものも少なくありません。本数が限定されているものは、高額で取引されています。
高く売れるのはどんなブランデー?
「自宅に眠っていたブランデーを売却したいけど高く売れるの?」と疑問を持たれている方も少なくないでしょう。高く売れるブランデーは、人気や希少性が高いものです。他にも高く売れる条件があるので、詳しく解説していきます。
人気が高い・ブランドのブランデー
高く売れるブランデーは、人気のある銘柄です。中でも「ルイ13世」は世界中でも多くの人々に人気がある銘柄として、高い価値をもっています。銘柄以外にも、人気のあるブランドは高く売れる可能性があります。「ヘネシー」や「レミーマルタン」、「カミュ」といった人気ブランドは世界的にも高く評価されているので、高価買取が期待できるでしょう。
完璧な状態に近いブランデー
保蔵状態も買取価格を大きく左右します。ブランデーの瓶に傷がついていたり、汚れていたりすると高価買取は期待できません。保管状態が悪いと、ブランデーの質が下がってしまうため、少しでも高く売るなら完璧な状態で保管することがおすすめです。古いものでも、保管状態が良いと高く評価されるでしょう。
希少性が高いブランデー
希少性の高いブランデーは高価買取が期待できます。中でも生産数が少ないブランデーは多くの人が求めるので、価値が高くなる傾向にあります。さらに、限定販売や生産終了したブランデーも希少価値の高いものとして高価買取が期待できるでしょう。
ランクの高いブランデー
ブランデーの売却ではランクの高さも重要です。熟成年数のよって決まるランクは、「VSOP」や「XO」、「ナポレオン」などが高いランクとされています。高いランクのブランデーは、質の高さが保証されているため、高額で取引されるのです。
ブランデーの買取相場
ブランデーの買取相場をお伝えします。コニャック地方で作られたブランデーが、バカラ製の瓶に納められていると売却価格は高くなる傾向にあります。銘柄ごとに買取参考価格をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ヘネシー
ヘネシー タイムレス バカラ | 30万〜80万円 |
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ヘネシー リシャール | 15万〜20万円 |
レミーマルタン
レミーマルタン ルイ13世 観音開き | 15万〜20万円 |
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レミーマルタン ルイ13世 ベリーオールド クリアケース | 10万〜15万円 |
カミュ
カミュ ミシェル ロイヤルバカラ | 8万〜13万円 |
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カミュ ファミリー・レガシー | 5万〜8万円 |
クルボアジェ
クルボアジェ サクセションJ.L | 15万〜20万円 |
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クルボアジェ エッセンス | 10万〜15万円 |
マーテル
ロール・ド・ジャン マーテル | 10万〜20万円 |
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マーテル クリエーション バカラ | 20万〜30万円 |
ハイン
ハイン トーマス・デ・マリアージュ バカラ | 5万〜8万円 |
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ハイン ヴィンテージコニャック 1975 | 5,000〜2万円 |
その他
ハーディー ノース・ド・ペルル | 5万〜8万円 |
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クロアーゼ レゼルヴ エリチエ | 3万〜5万円 |
ピエール クロアーゼ エクセレンス | 2万〜3万円 |
ルイエギレ ルイ14世 | 1万〜2万円 |
ビスキー ナポレオン バカラ | 5,000〜1万円 |
どんな場所で売れるのか
「ブランデーをどこで売ると高く買い取ってもらえるの?」と疑問の方も少なくないでしょう。ブランデーを高く売るなら、お酒の買取専門店がおすすめです。他にもリサイクルショップなどありますが、高価買取を期待するならあまりおすすめできません。買取場所によってどんな違いがあるのか詳しく解説していきます。
リサイクルショップ
ブランデーの売却は、リサイクルショップでも可能です。幅広い品物の買取に対応しているリサイクルショップでは、お酒専門の査定員がいないことも少なくありません。専門の査定員でないとブランデーの価値を正しく見極められず、安く買い叩かれてしまう恐れがあります。ブランデーを価値に見合った価格で買い取ってもらうには、お酒の買取専門店がおすすめです。
お酒の買取専門店
お酒の買取専門店では、お酒専門の査定員が在籍しているため、ブランデーの価値を正しく見極めてくれるでしょう。ブランデーの買取実績が豊富な専門店ならさらに安心です。知識と経験が豊富な査定員が、価値を正しく見極めて高く買い取ってくれるでしょう。最近はネットで買取実績を公表している専門店も少なくありません。査定前に専門店のホームページを確認してみると良いでしょう。
どんな形式で買取可能か
ブランデーの買取を行っている業者はたくさんありますが、おすすめなのは、バイセルなどの大手の出張査定を行っている買取業者です。
出張 | 査定員が自宅を訪問し、玄関などでブランデーを査定し、買取してくれます。基本的に無料ですが、出張エリアが限定されている場合があります。 |
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宅配 | 業者に宅配でブランデーを送り、自宅に居ながら買取してもらえます。手軽ですが、査定の様子が見えないデメリットもあります。 |
店頭 | 自分で店舗にブランデーを持ち込み、買取してもらいます。目の前で査定してもらえますが、労力がかかります。 |
出張
出張買取では、査定員が自宅を訪問し、玄関などで査定から買取までしてくれます。店舗に持ち込む必要がないので、サイズが大きいものや数が多くてかさばるものを査定してもらうときに、とても便利なサービスです。ブランデーを持ち運ぶと、傷つけたり、瓶を割ったりしてしまう危険があるので、出張買取がおすすめです。一方、自宅を訪問されたくない人には不向きです。また、業者によっては出張エリアが制限されていることもあるので、事前に確認するようにしましょう。
宅配
宅配買取では、品物を業者に配達するだけで自宅に居ながら査定を受けられます。店舗に持ち込んだり、査定に立ち会ったりする時間がかからないため、気軽に査定を依頼できるでしょう。しかし、査定に立ち会わないことで、買取価格に納得できないこともあります。このような場合に返送を依頼すると、キャンセル料や手数料が発生することがあるので、品物を配送する前に確認しておきましょう。
ブランデーは配送中に傷ついたり、破損したりする危険があるので宅配買取はあまりおすすめできません。宅配する場合は、傷つかないように丁寧に梱包しましょう。
店頭
店頭買取では、自分で直接店頭に持ち込み、査定を受けるサービスです。持ち込む時間や手間はかかりますが査定に立ち会うので、その場で疑問を解決でき、買取価格に納得しやすくなります。ブランデーの場合、持ち運ぶときに傷つけたり、破損したりするリスクがあります。万が一瓶が割れてしまうと価値が大きく下がるので、持ち運ぶ際には細心の注意を払うようにしましょう。
ブランデーを高く売るコツ
ブランデーを高く売るためにはコツを知っておきましょう。相見積もりをとることや付属品をそろえておくなど、知っておくだけで買取価格をアップできる可能性があります。具体的にどんなコツがあるのか詳しく解説していきます。
相見積もりをとる
まずは相見積もりをとりましょう。ブランデーなどのお酒はwebの簡単な見積もりでも比較的正確な金額がわかります。web査定で複数社から見積もりをとりましょう。買取業者を探すのが面倒な場合は、一括で複数の業者に見積もりを依頼するサービスもあります。一括査定サービスを活用すると、一目で最高値の業者を見つけられるのでおすすめです。
買取相場を知っておく
買取相場を知っておくことも重要です。買取相場を知らずに査定を受けてしまうと、相場より安く買い取られても気づくことができません。事前に買取相場を調べておくことで、買取価格が明らかに安い場合は、他の業者に査定を依頼することができます。
未開封であり、ラベルや箱などの付属品が揃っている完璧な状態を保つ
未開封であることも高く売るために重要な条件の1つです。開封してしまうと大きく価値が下がり、売却できないこともあります。逆に付属品がそろっていると高評価です。ブランデーによっては、グラスや箱などの付属品がセットになっているものもあります。売却の際にはまとめて査定を受けることで、高価買取が期待できるでしょう。
売却前に綺麗にしておく
売却前に綺麗にしておくと査定員に好印象を与えることができます。瓶や箱のホコリは査定前に払っておき、汚れも拭き取るようにしましょう。綺麗な状態で査定を受けると、丁寧に保管していたと思ってもらえるので、買取価格アップが期待できます。
保存状態を良くしておく
ブランデーなどのお酒は、保存状態が売却価格を大きく左右します。ワインのように温度や湿度を厳密に管理する必要はありません。直射日光と温度変化が激しい場所は、避けて保管するようにしましょう。
開封済み・箱なしのブランデーでも売れる?
開封済み・箱なしでも業者によっては買取できます。買取できるか疑問に思っても処分せずに、まずは査定を受けてみると良いでしょう。「ルイ13世」はボトルがバカラ製です。空き瓶にも高い需要があるので、思いもよらぬ価格で売却できることがあります。ブランデーは他のお酒と比べると、付属品がなくても値段がつきやすいのが特徴です。開封済みや箱なしでも、査定を受けてみることをおすすめします。
まとめ
ブランデーの高く売れる銘柄やブランドをお伝えしました。さらに、高く売るためのコツも具体的に解説していますので、ブランデーの買取をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。ブランデーはお酒の中でも保管しやすく、開封しても高価買取の可能性があります。処分しようと考えているものでも、一度査定を受けてみてください。思いもよらぬ価格で買取されることもあります。
ブランデーの実際の買取祖事例、口コミ・評判
1
- 帯
担当者は初めは丁寧な口調で話していましたが、帯の査定後に「ほかに要らないものはあります?」がしつこかった。
家にあったいらないブランデーを渡し、その場で査定をしてもらった所、「300円で買い取ります」とのこと。
安すぎるので取引はしませんでした。後日それをフリマアプリで販売したところ、4000円で取引完了。
相手のペースに乗らずに本当に納得した査定額が出た商品のみで取引した方が良いです。