このサイトでは、京都市中京区で着付け教室を探そうと思っている人を対象に、おすすめの教室へのアクセス、最安料金、プラン体系などをまとめています。
主要な教室は、実際に通った方の口コミもまとめていますので、ぜひご参考ください。
教室情報の更新日 | 2023年2月 |
---|---|
掲載情報について | 掲載情報の修正や削除をご希望の場合は、お手数おかけしますが、こちらのフォームよりご連絡ください |
着付け教室を探すにあたって、通いやすさはもちろん重要ですが、「自装、他装、講師などどこまで習いたいか」「月謝はいくらから始められるか」もとても重要なポイントとなります。このサイトでは各教室のプランの概要までまとめていますので、是非参考にしてください。
おすすめ教室
業者名 | 説明 |
---|---|
PR いち瑠 |
|
きものやまと |
|
長沼静きもの学院 |
|
京都きもの学院 |
|
日本文化普及協会 |
コンテンツ
着付け教室を選ぶポイント
着付け教室の違い
まず、着付け教室には様々な種類がありますが、簡単に整理すると次の4つに分けることができます。
- カジュアルに楽しむための着付け教室
- 由緒正しい着付け専門教室
- 個人の運営する着付け教室
- 呉服店や地域の着物関連施設が開催する教室
それぞれの特徴は次のとおりです。
種類 | 金額 | 学べる内容 |
---|---|---|
カジュアル教室 | 安い(500円~) |
・気軽に楽しむことができる ・コースがしっかりしている ・備品の貸し出し等が充実している |
由緒ある教室 | 高め(月謝6,000~15,000円) |
・着付けを極めることができる ・資格制度がしっかりしている ・教室を開くことができる |
個人の運営する教室 | 高め |
・月謝が安い ・気軽に楽しむことができる |
呉服店・その他施設 | 安い(1回500円~) | ・気軽に楽しむことができる |
カジュアルな着付け教室や呉服店の運営する着付け教室が1回500円などの安価にはじめられるのに対し、由緒ある着付け教室は月謝はある程度高額で、プラス入会費やテキスト代などがかかります。
初期費用には明確な違いがありますが、由緒正しい着付け教室は、コース設計がしっかりしています。
また、個人の運営する着付け教室や、呉服店や様々な施設が運営する着付け教室では、講師の質によってはあまり質のたかくないレッスン内容であることもあります(もちろん質が高いところもあります)。
周りの方のおすすめなどがない場合は、教室はなるべくしっかりしたところが運営しているところを選びましょう。
自装、他装、講師、どこまで習いたいかがポイント
上記のように着付け教室には様々な種類のものがありますが、自分にあった教室を選ぶのが重要です。
自装、他装に必要な最低限の身に着け、着物を楽しんで着たいという人は、カジュアルな着付け教室で十分必要な知識を学ぶことができます。
一方、一つ一つの作法から、文化背景から理解して、正しい着付けを学びたい。ゆくゆくは自分で講師などもしてみたいという方には、由緒ある着付け教室に通う必要があります。
もちろん、最終的には由緒ある着付け教室で学びたいけど、まずはカジュアルなところで始めるのも間違いではありませんが、着付け教室には人間関係もありますので、できるだけ長く通える教室で始めることをおすすめします。
京都市中京区でおすすめの着付け教室ランキング
いち瑠PR
初心者向けコースの料金 | 1レッスン 550円(税込) 各2時間×全8回 で合計4,400円(税込) |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
月額500円から、リーズナブルで好バランスなカリキュラム
1回500円というリーズナブルな受講料で学ぶことができながら、上級者向けのカリキュラムまでバランス良く揃ったおすすめの着付け専門教室です。
「日本和装協会」の認定校のため、上級カリキュラムでは日本和装協会の全国に通用する「きもの着付け」の資格を取得でき、資格取得後はプロの着付け師として活動することもできます。
「通いやすさ、わかりやすさ、身につきやすさ」がバランスよく
備品は貸し出しあり。気軽に通える
授業で使う着物や帯、腰紐や帯板(前板)などの小物は無料レンタルOK。お勤め帰りやお買い物帰りでも気軽に通うことができます。近くに教室がある場合は、是非一度無料の体験講座に申し込んでみることをおすすめします。
いち瑠の口コミ
通っている間は、楽しく自分で着れるようになったのは嬉しかったが、逆に着物にハマると、あれも欲しい、これも欲しいとお金が足りなくなるという現実を知った。
通って着れるようになったので、普段の食事に着物をきて出かけたりするようになりました。
いち瑠の京都府内の教室一覧
いち瑠は、京都府内に教室はありません。
✔ 無料体験あり
✔ 1回500円から始められる
✔ 資格認定コースもあり
PR
きものやまと
初心者向けコースの料金 | レッスン回数:1回60分 レッスン費:500 円(税込) |
---|---|
無料体験 | なし |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
大手呉服店が全国に運営する着付け教室
きものやまとは、創業1917年の老舗の呉服店です。売上高は年間160億円と着物呉服店でもトップクラスの売上を誇っており、運営する着付け教室も大手ブランドの安心感があります。
呉服店だからといって、着物を無理に買わされたりはしない
呉服店が運営するため、着物の購入を進められたりするのでは、と不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、口コミによるとそのようなことはあまりなく、安心して着付けを学部ことができるようです。ただ、展示会の誘いなどがあることもあるようです。
きものやまとの口コミ
衣装着物は着た事があるが、普段着物を着れるようになりたかった
たまたまぷらっとよった「きもののやまと」で1回500円で着付けレッスンをしていたので1人で着れるようになるまで通った。
自分で着る分には、着方が書かれた紙ももらったので着られるようにはなりました。多少不恰好ですが、問題ない程度かと思ってます。今は着る機会もないので通うのをやめました。
きものやまとの京都府内の教室一覧
きものやまとは、京都府内に教室はありません。
長沼静きもの学院
初心者向けコースの料金 | 1回90分×3レッスン¥10,890(税込) |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | あり |
着物文化に貢献した、長沼静が設立した名門着付け教室
長沼静きもの学院の初代学長を長沼静は、戦後日本で着物文化を広めた人物です。ヨーロッパに着物使節団を派遣したり、フランス・ニースで着物ショーを開催するなど、幅広活動を行ってきました。長沼静きもの学院は、そのような伝統ある知識や振る舞いを学ぶことができる老舗の着付け教室です。
特に初心者の方には、マンツーマンでの60分の無料体験講座があるため、気になる人は近くの教室に問い合わせをしてみましょう。
長沼静きもの学院の口コミ
レンタルが可能で気楽な気持ちで利用できます。楽しく通いたいと思っていた自分にぴったりでした。
教え方もとても丁寧で満足しています。
旅先の旅館で着物をレンタルしたときに自分でキレイに着れた時、友達に誉められたのがとても嬉しかったです
長沼静きもの学院の京都府内の教室一覧
長沼静きもの学院は、京都府内に教室はありません。
京都きもの学院
初心者向けコースの料金 | 記載なし |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | あり |
男性コース | なし |
関西中心に約70校を構える、着付けの専門学校
京都きもの学園は、関西を中心に展開する昭和46年設立の着付け教室です。コースは着物を楽しむための本科コース(全8回)と、プロの着付け師を目指したい方向けの、専門家(4ヶ月)、師範科(6ヶ月)、高等師範科(6ヶ月)、教授科(6ヶ月)と、幅広い方に向けたコースが存在します。
京都きもの学院の口コミ
教えて頂いた先生は年配のベテランの先生でしたが、立ち居振る舞いから上品で、着付けのみならずいろいろなマナーも教えて頂きました。
京都きもの学院の京都府内の教室一覧
京都きもの学院は、京都府内に教室はありません。
✔ 無料体験あり
✔ 1回500円から始められる
✔ 資格認定コースもあり
PR
日本文化普及協会
初心者向けコースの料金 | 受講料無料、テキスト代2,200円、教室使用料1,210円 計4,620円 ※すべて税込 |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
きものの素晴らしさを気軽・便利に体感できる
日本文化普及協会は、平成11年に設立された着付け教室です。全8回で自分で着物が着られる入門コースが人気で、受講料無料で学ぶことができます。着物や小物のレンタル、教室が駅から近いことから、手軽に負担少なく通うことが可能です。入門コースの後さらに学びたい方には個々のニーズに合わせてより深く学ぶコースへとステップアップすることができます。
日本文化普及協会の京都府内の教室一覧
日本文化普及協会は、京都府内に教室はありません。
きの和装学苑
初心者向けコースの料金 | 月4回(1回90分)×2ヶ月 全12時間 月謝 4,000円 |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | なし |
少人数クラス | なし |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
着物2分、帯3分、たった5分でできる簡単着付けを習えます。
きの和装の着付けは、「楽に着られて、着崩れない、苦しくない。身体の前で結んだ帯をクルッと後ろへ回すだけ」です。帯を後ろに回す時も、オリジナル帯板若竹(特許取得)のおかげで、楽に回せます。※学苑オリジナル帯板若竹(こころ・NBのいずれか)のみは、「前結び」の特性上、必須教材となっておりますので、購入お願いします。
「きもの2分、帯3分」(個人差があります)のキャッチフレーズ通り、気軽に自分らしく、気持ちよくきものを楽しみめます。
前結びなら、高度で複雑な帯結びを楽しむこともできます。きの和装は、皆様にきものを着る喜びや楽しさを見つけていただくお手伝いをさせていただきたいと考えています。前結びを、皆様にとっての「きっかけ」の一つとして気軽に着物ライフを!
きの和装学苑の京都府内の教室一覧
きの和装学苑は、京都府内に教室はありません。
大和美流着物学院
初心者向けコースの料金 | 12回 5,000円 |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | なし |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
楽しく!カッコよく!着物を学ぶ!100万人のきもの着付教室
大和美流着物学院は、きもの初心者の方からより深く学びたい方まで幅広くニーズに合わせて学ぶことができる着付け教室です。多彩な講師陣による手厚いサポート、実技検定がある点が強みです。また、手が上がらなくても自分で楽に早くて綺麗に結べる早比楽美流前結びが習得できること、生徒が参加出来るイベントや各種催しがたくさんあり、楽しく遊びながら楽しく学ぶことができる点が特徴です。
大和美流着物学院の京都府内の教室一覧
大和美流着物学院は、京都府内に教室はありません。
✔ 無料体験あり
✔ 1回500円から始められる
✔ 資格認定コースもあり
PR
銀座いち利
初心者向けコースの料金 | 1レッスン500円(税込) |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
銀座に呉服店としてお店を構える『銀座いち利』が展開する着付け教室
銀座いち利は、1レッスン500円で誰でも気軽に通うことができる着付け教室です。きもの初心者の方から、より深く学びたい方まで幅広く対応した多彩なカリキュラムが展開されています。授業振替が可能な点、着物・帯・小物の無料レンタルがある点、着物お預かりサービスがある点、気軽に相談できる着物コンシェルジュがいる点、一般財団法人 日本和装協会認定校である点が強みです。
銀座いち利の京都府内の教室一覧
銀座いち利は、京都府内に教室はありません。
吉澤暁子きもの着付け教室
初心者向けコースの料金 | 60,000円(税別) |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
「気楽にお着物、楽しくお出かけ」をテーマにした着付け教室
吉澤暁子きもの着付け教室は、京都と東京に教室を構える、「気楽にお着物、楽しくお出かけ」をテーマにした個人の着付け講師による小人数制の着付け教室です。カリキュラムは初心者向けのものから講師養成コースまで幅広く、個々のニーズに合わせて選択することができます。レッスンは、理論や人の身体の動きをわかりやすく解説する内容となっています。着物での楽しいお出かけイベントも多数あり、和の文化に親しみながら楽しく学ぶことができます。
吉澤暁子きもの着付け教室の京都府内の教室一覧
吉澤暁子きもの着付け教室は、京都府内に教室はありません。
前結びきもの学院
初心者向けコースの料金 | 入学金¥3,300 ¥6,600/月 4ヶ月・月4回 / 1回2時間 |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | なし |
少人数クラス | なし |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
美しく、早く、楽に 着ることができる早比楽前結びが学べる
前結びきもの学院は、帯板とベルト3本の小物セットで簡単で楽な着付けを学べる着付け教室です。福岡天神に本校を構え、全国に教室を展開しています。早比楽は日本で昔から受け継がれてきた方法に独自のアレンジが加えられた帯の前結びで着付けます。帯を前で結び目で確認しながら腕が疲れずに着ることができるため、若い方からご年配の方まで、早く簡単に着物を着られる点が特徴です。
前結びきもの学院の京都府内の教室一覧
前結びきもの学院は、京都府内に教室はありません。
✔ 無料体験あり
✔ 1回500円から始められる
✔ 資格認定コースもあり
PR
京都きもの藤原学院
初心者向けコースの料金 | 入学金2,000円 月謝3,000円/4回 全12回(平均3ヶ月) |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
初心者から資格取得を目指す人まで誰もが始めやすく続けやすい着物教室
京都きもの藤原学院は、兵庫と京都に7教室を展開する、昭和45年開校の老舗着物教室です。受講料は回数制で4回3000円からスタートできます。カリキュラムは初心者から資格取得を目指す方、将来自分の教室を持ちたい方まで幅広く対応しています。定期的に着物でのお食事会や試験合格者の表彰、新作帯結びなどの発表パーティーが開催され、在学生・卒業生共に着物を着る機会がある点が特徴です。
京都きもの藤原学院の京都府内の教室一覧
京都きもの藤原学院は、京都府内に教室はありません。
紀久屋
初心者向けコースの料金 | 入会金・受講料 無料 |
---|---|
無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
着物を楽しむという目的で、受講料無料で着付けが学べる
紀久屋は、あくまでも着物を着て楽しんでいただくということや、着付けそのものを楽しいと感じていただきたいという思いで教室を開催しています。ただ着付けを学ぶだけでなく、仲間と一緒に食事や観劇など楽しい時間を過ごしてほしいという思いで、開校しています。初心者でも、着物を持っていなくても授業を受けることが出来ます。また岡山に3か所、高知に2か所教室があり、都合が悪い場合は別の教室で受講することもできます。
紀久屋の京都府内の教室一覧
紀久屋は、京都府内に教室はありません。
和美作美和装学院
初心者向けコースの料金 | 受講料:4,180円 テキスト代:3,850円 考査・修了証:3,300円 期間:全10回(約3カ月) |
---|---|
無料体験 | なし |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
美しい和装を学ぶことができます
和美作美和装学院は、昭和41年創業の小林呉服店が運営を行っている教室です。着付けのサービスを提供しつつ楽に着物を着てもらえるように、前結びの着方教室をしています。自分で着物を着ることができることで、着物の楽しさを知って貰う機会を提供するために気軽に楽しめる着付けの教室を目指しています。
和美作美和装学院の京都府内の教室一覧
和美作美和装学院は、京都府内に教室はありません。
京都市中京区の近くの着付け教室を探す
市区町村を検索
京都市中京区付近の着物の観光スポット
京都市中京区付近で、着物を着て楽しめるスポットを調査しました。着付け教室で着物を切れるようになったら是非訪問してみてください。
八坂通
特徴
八坂通は京都市東山区にある通りで、鴨川脇にある京阪電鉄「清水五条駅」の北東エリアに立地しています。
大和大路通りより角を曲がって八坂通を東に進めば、ちょうど八坂の塔で有名な法観寺に向かって伸びる参詣道となります。なだらかな坂道はゆっくりと歩くには最適で、立ち並んだ商店や旅館が観光客を出迎えます。
周囲のお店は京都の雰囲気を損なわないように木造や土壁仕上げで、さらに地面は石畳。着物で歩くとタイムスリップしたかのような気分を味わえますよ。
和のイメージと可愛いデザインをポップに融合した文具や、レトロモダンな雑貨など楽しいお土産屋さんもたくさん。そんな中で近年人気が高まっているのはプリン専門店の「京 八坂プリン」です。コクの強いタイプからなめらか食感重視、そしてSNS映えするようなとびきりキュートなプリンまでバリエーション豊富なのが魅力。
少し歩けば八坂神社、そして清水寺など誰もが知る観光名所にアクセス可能です。八坂通は京都観光をするなら、強くおすすめしたいですね。
渡月橋
特徴
渡月橋は京都市右京区と西京区の境目を流れる桂川に架かる橋です。
橋が最初に架けられたのは承和3年(西暦836年)と古く、現在の位置よりも100m以上は上流にありましたが、度重なる流失や焼失によって移動。1606年にはほぼ今の場所に移設されています。
また安全性を確保するため、1934年には鉄骨鉄筋コンクリートに建て替えてます。その際も景観を壊さないような意匠で組み上げられていますので、着物で訪れても違和感のない情緒が残っているのです。右京区側から橋を渡れば、川のゆったりした流れに嵐山の景色がとても映えていることを実感できるでしょう。古代の人々も同じ景色を眺めていたと考えると、感慨深いものがあります。
橋を渡り切ると西京区に入り、眼前には嵐山がそびえ立っています。中腹にある法輪寺は木々に囲まれた真言宗系の寺院で、境内は新鮮な空気と静寂に支配され、気持ちが引き締まります。パートナーと着物で訪れると、凛とした雰囲気に惚れ直すかもしれないですね。
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1−7 |
---|
八坂神社
特徴
東山区にある八坂神社は西暦656年、斉明天皇2年に創建されたとも伝えられる古社です。
明治期の神仏習合によって現在の名称となりましたが、それ以前は祇園神社と呼ばれ、また祇園祭の胴元でもあることから地域住民には「祇園さん」と親しまれています。
祇園祭は日本三大祭の1つで、毎年7月の1か月間に様々な行事、神事を行う期間の長いお祭り。全日程の中でも中旬から下旬にかけて開催される宵山、山鉾(やまぼこ)巡行は祭りの一番の見どころで、巨大な山鉾が京都の街並みを巡行していく様は圧巻にして雅な情景です。
神社の楼門、本殿ともに朱色と白の色合わせが特徴で、訪れる方の心を清浄なものにしてくれます。着物で訪れるとたいへんに映えるスポットですが、紅白を連想する社殿は神前結婚式の会場としても人気が高いです。
八坂神社より南方面に下れば清水寺もあります。京都を代表する観光名所まですぐに向かえるのもメリットです。
住所 | 京都府京都市東山区祇園町北側625 |
---|
天龍寺
特徴
天龍寺は右京区にある臨済宗の寺院で、足利尊氏が後醍醐天皇を弔うために元々あった亀山殿を寺に変えた経緯があります。康永4年(1345年)の出来事ですが、しかし尊氏はかつて生前の後醍醐天皇より朝敵に扱われていました。一方の北朝を支配していた尊氏も相手を朝敵とするなど互いに反目し合っていた関係でしたが、禅僧の夢窓疎石に後醍醐天皇の死後強く勧められたことがきっかけになったとされています。
寺の本殿の前には曹源池庭園が整備されており、限られた空間の中に四季の色どりの変化を楽しめるような造りになっているのが特徴となります。春夏秋冬、様々に違った景色を楽しめる空間は、その度に違う着物で訪れたいものです。
天龍寺には予約制の直営精進料理店も備わっています。京都の滋味をふんだんに取り入れたきめ細やかなお品群ですので、ぜひ着物で味わってみてください。
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68 |
---|
祇園白川
特徴
祇園白川は京阪電鉄「祇園四条駅」と「三条駅」の間にある地帯で、特に白川筋と新橋通に面した一帯を指します。
古くは平安時代あたりから茶屋町が形成されていき、江戸時代になると幕府より正式に営業を許されたことでさらに発展。祇園内六町と呼ばれる地帯にはたいへん多くの茶屋が出店することになりました。
戦後以降、都市の再開発で昔の家屋は少なくなっていきましたが、新橋通を中心とした地区は重要伝統的建造物群保存地区に指定され、往時の雰囲気を残しているのです。
白川筋、新橋通を着物で歩くだけで、風情のある町並みに溶け込んでいけます。現在も舞妓さん、芸子さんが祇園白川を通り過ぎていく光景は日常ですので、とにかく和の情緒あふれる場所をお探しの方におすすめ。
整備された公園のようにびっしりとサクラの木が植えられていませんが、川筋にはソメイヨシノが点在。これが春先になると周囲にある料亭などの町並みに映えます。特にライトアップされる夜間は花街のしっとりした雰囲気がいっそう高まりますよ。
また新緑の季節、5月から6月はヤナギの木葉も生育が進み、風に流れる様はとても優雅。着物で川筋を歩いてみたい気分になります。
住所 | 京都市東山区の白川南通沿い |
---|
キモノフォレスト
特徴
キモノフォレストは京福電鉄嵐山線「嵐山駅」構内に設営されたアーティスティックな空間です。嵐山駅がリニューアルされた時に誕生したこのスペースは、京友禅の入ったポールが600本並んだ幻想的な光景が魅力。
明るい昼間は職人のきめ細やかな技巧によって生み出された模様をじっくりと眺めることができ、また夜間では21時までライトアップされて幻想的、現代アートのようなモニュメントに変化します。展示されている友禅にも負けない美しい着物で見に行きたいですね。
すぐそばには足湯を楽しめる施設も備わっていますし、嵐山駅構内には和風スイーツ店やカフェも出店しています。京都観光の最中にちょっと一休みしたい時にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町35−28 |
---|
太秦映画村
特徴
太秦映画村は京都市右京区太秦にある時代劇映画のテーマパークで、1975年に開設しています。
日本映画は60年代あたりから斜陽産業と化しており、京都撮影所でも以前ほどの映画撮影のスケジュールがなくなってきた時期です。開店休業状態のスタジオ、スタッフたちに新たな活躍の場を作る目的もあって撮影場所を開放するという逆転の発想は、見事大ヒット。予想を大幅に超える観客動員数を数え、日本中が存在を知るに至ったのです。
本格的な江戸の町並みを再現したセットが常時展示され、着物で出向けばどの場所も写真映えするという夢空間。家族や友人、恋人同士で思い切って時代劇の世界に飛び込めるのが楽しむポイントです。
着物、本格的な衣装の貸し出しサービスもありますので、気軽に時代劇の雰囲気を楽しみたい方にもおすすめ。その他特撮、戦隊ヒーローやアニメキャラクター関連のイベント、展示も多数。お子さんも大満足ですよ。
野宮神社
特徴
大同4年(809年)に創建されたと伝えられる野宮神社は、伊勢神宮に天皇の代理として向かう皇女、斎王が旅路の前に身を清める場所でした。
古来より続く神聖な境内に入ると、心が洗われていくような感覚にとらわれていきます。黒木の鳥居、小柴垣など他の神社と少し違う趣は平安時代より伝わる意匠。着物で向かえばさらに心は清浄になっていきそうです。
嵐山の地を表現した野宮じゅうたん苔や周囲の竹林も写真に残したくなる美しい光景ですし、境内の大黒天の脇には触れると願いが成就するというお亀石があり、多くの人が目当てにして訪れているよう。大黒天自体も縁結びに恋愛、学業成就に効果があるとされ、幅広い世代に親しまれています。
毎年10月には斎王が伊勢の斎宮へ向かう行程を再現した「斎宮行列」も行われ、100人余に及ぶ演者が時代絵巻を繰り広げます。太古のロマンに酔いしれるには、ぜひ着物で見学するのがおすすめですよ。
嵯峨野トロッコ列車
特徴
嵯峨野トロッコ列車は、コトコトゆっくりと走る列車に乗って保津川沿いの渓谷美をじっくりと堪能できる観光列車です。
他地域のように山間い深くにある駅まで向かうわけではなく、JR嵯峨嵐山駅隣接のトロッコ嵯峨駅よりのスタートですのでアクセスが簡単。ハイキングスタイルでなく着物でも気軽に深い渓谷を眺められるのは大きなメリットです。
新緑の季節の空気の清浄さ、そして何といっても秋ごろの紅葉の景色は絶品。あたり一面が朱色に染まった中をゆっくりと進みますので、脳裏にその光景は強く焼き付けられるでしょう。もちろんオールシーズン運行しているので雪景色や桜の開花など春夏秋冬の色彩を楽しめます。
トロッコ駅の嵯峨野、亀岡にはカフェや飲食店も出店していますので、景色を見終わった後には美味しいひと時を過ごせますよ。また亀岡駅にはトロッコ列車利用者専用の駐車場もあり、車で向かう際はこちら側がおすすめです。
京都府を産地とする生地・織り・染
長浜縮緬
浜縮緬は、滋賀県長浜市を中心に生産される高級絹織物です。長浜は古くから絹織物の名産地でしたが、江戸時代に中村林助と乾庄九郎が縮緬の技術を導入して始めました。強い撚りがかかった緯糸が元の状態に戻ろうとす…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/nagahama-tirimen-kimono-brand/
西陣御召
陣御召は、京都の西陣で織られる先染め織物です。先練り、先染めの糸を用いて織られる絹織物で、「御召緯」というシボを生み出す糸を用います。徳川第11代将軍家斉が好んで「御召縮緬」を着用したことから将軍専用…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/nishizin-omeshi-kimono-brand/
京友禅
友禅は、京都で染められる友禅染です。経済産業大臣指定の伝統的工芸品です。本友禅ともよばれる手描き友禅のほかに、京型小紋の型染めの友禅もあります。江戸時代の元禄年間に京都祇園に住んでいた扇絵師の宮崎友禅…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/kyo-yuzen-kimono-brand/
丹後ちりめん
後ちりめんは、京都府北部丹後地方で織られる絹織物で、京都府の伝統的工芸品です。江戸中期に、絹屋佐平治(後に森田治郎兵衛に改名)が京都西陣の機屋に奉公し、織物の技法を研究しました。丹後に帰り、その技法で…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/tango-chirimen-kimono-brand/
西陣織
陣織とは、京都(西陣)で生産される先染(さきぞめ)の紋織物の総称です。日本を代表する絹織物として世界でも有名な西陣織ですが、その理由は様々な色糸による色彩美と精密に織り上げる文様美にあります。色糸は、…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/nisijin-kimono-brand/
月華御召
都府西陣で生産されていた御召です。御召とは、小紋と紬の間の訪問着を指し、高級呉服として知られています。柄がない無地御召、縞模様の縞御召、地紋があしらわれた紋御召など、御召にも様々に種類があり、発祥は徳…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/gekka-omeshi-kimono-brand/
弥栄織物
和32年創業の京都市北区にある西陣織メーカーです。西陣織とは、京都発祥の先染め織物の総称です。品種も多種多様で、「綴」、「ビロード」、「緯錦」など12種類の技法が現在にも伝わっています。このメーカーは…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/miei-orimono-kimono-brand/