このサイトでは、宮城県で着付け教室を探そうと思っている人を対象に、おすすめの教室へのアクセス、最安料金、プラン体系などをまとめています。
主要な教室は、実際に通った方の口コミもまとめていますので、ぜひご参考ください。
教室情報の更新日 | 2023年2月 |
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掲載情報について | 掲載情報の修正や削除をご希望の場合は、お手数おかけしますが、こちらのフォームよりご連絡ください |
着付け教室を探すにあたって、通いやすさはもちろん重要ですが、「自装、他装、講師などどこまで習いたいか」「月謝はいくらから始められるか」もとても重要なポイントとなります。このサイトでは各教室のプランの概要までまとめていますので、是非参考にしてください。
おすすめ教室
業者名 | 説明 |
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きものやまと |
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典雅きもの学院 |
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さが美 着物着付け文化学苑 |
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長沼静きもの学院 |
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きの和装学苑 |
コンテンツ
着付け教室を選ぶポイント
着付け教室の違い
まず、着付け教室には様々な種類がありますが、簡単に整理すると次の4つに分けることができます。
- カジュアルに楽しむための着付け教室
- 由緒正しい着付け専門教室
- 個人の運営する着付け教室
- 呉服店や地域の着物関連施設が開催する教室
それぞれの特徴は次のとおりです。
種類 | 金額 | 学べる内容 |
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カジュアル教室 | 安い(500円~) |
・気軽に楽しむことができる ・コースがしっかりしている ・備品の貸し出し等が充実している |
由緒ある教室 | 高め(月謝6,000~15,000円) |
・着付けを極めることができる ・資格制度がしっかりしている ・教室を開くことができる |
個人の運営する教室 | 高め |
・月謝が安い ・気軽に楽しむことができる |
呉服店・その他施設 | 安い(1回500円~) | ・気軽に楽しむことができる |
カジュアルな着付け教室や呉服店の運営する着付け教室が1回500円などの安価にはじめられるのに対し、由緒ある着付け教室は月謝はある程度高額で、プラス入会費やテキスト代などがかかります。
初期費用には明確な違いがありますが、由緒正しい着付け教室は、コース設計がしっかりしています。
また、個人の運営する着付け教室や、呉服店や様々な施設が運営する着付け教室では、講師の質によってはあまり質のたかくないレッスン内容であることもあります(もちろん質が高いところもあります)。
周りの方のおすすめなどがない場合は、教室はなるべくしっかりしたところが運営しているところを選びましょう。
自装、他装、講師、どこまで習いたいかがポイント
上記のように着付け教室には様々な種類のものがありますが、自分にあった教室を選ぶのが重要です。
自装、他装に必要な最低限の身に着け、着物を楽しんで着たいという人は、カジュアルな着付け教室で十分必要な知識を学ぶことができます。
一方、一つ一つの作法から、文化背景から理解して、正しい着付けを学びたい。ゆくゆくは自分で講師などもしてみたいという方には、由緒ある着付け教室に通う必要があります。
もちろん、最終的には由緒ある着付け教室で学びたいけど、まずはカジュアルなところで始めるのも間違いではありませんが、着付け教室には人間関係もありますので、できるだけ長く通える教室で始めることをおすすめします。
宮城県でおすすめの着付け教室ランキング
きものやまと
初心者向けコースの料金 | レッスン回数:1回60分 レッスン費:500 円(税込) |
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無料体験 | なし |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
大手呉服店が全国に運営する着付け教室
きものやまとは、創業1917年の老舗の呉服店です。売上高は年間160億円と着物呉服店でもトップクラスの売上を誇っており、運営する着付け教室も大手ブランドの安心感があります。
呉服店だからといって、着物を無理に買わされたりはしない
呉服店が運営するため、着物の購入を進められたりするのでは、と不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、口コミによるとそのようなことはあまりなく、安心して着付けを学部ことができるようです。ただ、展示会の誘いなどがあることもあるようです。
きものやまとの口コミ
衣装着物は着た事があるが、普段着物を着れるようになりたかった
たまたまぷらっとよった「きもののやまと」で1回500円で着付けレッスンをしていたので1人で着れるようになるまで通った。
自分で着る分には、着方が書かれた紙ももらったので着られるようにはなりました。多少不恰好ですが、問題ない程度かと思ってます。今は着る機会もないので通うのをやめました。
きものやまとの宮城県内の教室一覧
きものやまとは、宮城県内に1件の店舗があります。
980-8477宮城県仙台市青葉区中央1-1-1エスパル仙台1階
典雅きもの学院
初心者向けコースの料金 | 入会金不要 授業料:1回90分で500円 6回コース:3,000円、12回コース:6,000円、15回コース:7,500円 |
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無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | あり |
全国に150教室以上展開する着付け教室
典雅きもの学院は1969年に創立し、日本全国に150教室以上を構える、老舗の着物教室です。運営元は昭和36年から呉服店を経営してきた株式会社まるやまであり、「人と人との信頼」「人の輪を広げて楽しく」を理念とし、着物に関わる幅広い事業を展開してきました。
典雅きもの学院では、「自分で着たい」「人に着せたい」「プロを目指したい」といった幅広いニーズをもった人を対象に、コースを開校しています。
気楽に楽しくレッスンを受けたいという方には週1回、1レッスン90分500円の着物ふれあいコースがおすすめです。
典雅きもの学院の口コミ
典雅きもの学院の宮城県内の教室一覧
典雅きもの学院は、宮城県内に12件の店舗があります。
983-0038宮城県仙台市宮城野区新田2丁目13-43
東北本線 東仙台駅から徒歩10分
986-0828宮城県石巻市旭町10-1
石巻線 石巻駅から徒歩10分
987-0511宮城県登米市迫町佐沼字中江2-21
高速バス 登米市役所前から徒歩3分
989-6162宮城県大崎市古川駅前大通り三丁目4-39
JR古川から徒歩5分
984-0065宮城県仙台市若林土樋38フラワーパレスト1-12
地下鉄 愛宕橋駅から徒歩7分
985-0067宮城県塩竈市行楽町3-8
東北本線 塩釜駅から徒歩30分
さが美 着物着付け文化学苑
初心者向けコースの料金 | 受講料: 550円(税込) × 10回 (90分/回)= 5,500円(税込) 合計:5,500円(税込) |
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無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
東証一部のさが美グループホールディングスが運営
東証一部のさが美グループホールディングスが運営する着付け教室です。さが美は着物専門店(呉服店)、リサイクル着物、着付け教室など、着物に関する幅広い事業を展開しています。
初心者向けから師範過程まで
さが美 着物着付け文化学苑では、着物を自分で楽しみたい人から、娘に着せる(他装)を楽しみたい方などのために、着付けを学べるコースから、プロの着付け師になりたい方向けのコースも存在しているため、自分にあった幅広いコースから選択することができます。
さが美 着物着付け文化学苑では、初心者の方向けに、1レッスン500円(税別)の10回コースを開催しています。最大5名の少人数制で、学ぶことができるため、安心して始めることができます。ただし、分校でのワンコインレッスンの実施はないため、注意しましょう。
さが美 着物着付け文化学苑の口コミ
全くの初心者で、小物の名前もたたみ方も分からないまま受講開始。
少人数制だったので丁寧に教えてもらえ、分からないところもゆっくり学ぶことができました。
4クール通うと帯まで自分で着られるように!!
特別セールなども利用でき、気に入ったものを安く手に入れることも出来ました。
振替もきくので自分のペースで通えるのが良かったです。
さが美 着物着付け文化学苑の宮城県内の教室一覧
さが美 着物着付け文化学苑は、宮城県内に1件の店舗があります。
980-0021宮城県 仙台市青葉区中央2-4-5さが美仙台店 2F
長沼静きもの学院
初心者向けコースの料金 | 1回90分×3レッスン¥10,890(税込) |
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無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | あり |
着物文化に貢献した、長沼静が設立した名門着付け教室
長沼静きもの学院の初代学長を長沼静は、戦後日本で着物文化を広めた人物です。ヨーロッパに着物使節団を派遣したり、フランス・ニースで着物ショーを開催するなど、幅広活動を行ってきました。長沼静きもの学院は、そのような伝統ある知識や振る舞いを学ぶことができる老舗の着付け教室です。
特に初心者の方には、マンツーマンでの60分の無料体験講座があるため、気になる人は近くの教室に問い合わせをしてみましょう。
長沼静きもの学院の口コミ
レンタルが可能で気楽な気持ちで利用できます。楽しく通いたいと思っていた自分にぴったりでした。
教え方もとても丁寧で満足しています。
旅先の旅館で着物をレンタルしたときに自分でキレイに着れた時、友達に誉められたのがとても嬉しかったです
長沼静きもの学院の宮城県内の教室一覧
長沼静きもの学院は、宮城県内に1件の店舗があります。
980-0021宮城県仙台市青葉区中央3-1-1 ほうげつビル6F
JR仙台駅西口から徒歩5分
きの和装学苑
初心者向けコースの料金 | 月4回(1回90分)×2ヶ月 全12時間 月謝 4,000円 |
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無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | なし |
少人数クラス | なし |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
着物2分、帯3分、たった5分でできる簡単着付けを習えます。
きの和装の着付けは、「楽に着られて、着崩れない、苦しくない。身体の前で結んだ帯をクルッと後ろへ回すだけ」です。帯を後ろに回す時も、オリジナル帯板若竹(特許取得)のおかげで、楽に回せます。※学苑オリジナル帯板若竹(こころ・NBのいずれか)のみは、「前結び」の特性上、必須教材となっておりますので、購入お願いします。
「きもの2分、帯3分」(個人差があります)のキャッチフレーズ通り、気軽に自分らしく、気持ちよくきものを楽しみめます。
前結びなら、高度で複雑な帯結びを楽しむこともできます。きの和装は、皆様にきものを着る喜びや楽しさを見つけていただくお手伝いをさせていただきたいと考えています。前結びを、皆様にとっての「きっかけ」の一つとして気軽に着物ライフを!
きの和装学苑の宮城県内の教室一覧
きの和装学苑は、宮城県内に4件の店舗があります。
仙台市宮城野区 榴岡
仙台市泉区 長命ヶ丘
大崎市 古川宮内
石巻市 立町
装道礼法きもの学院
初心者向けコースの料金 | 入学金:10,000円、教材費:6,000円、授業料:31,000円、学友会費:2,000円、装道会費:7,000円 ※すべて税抜 |
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無料体験 | あり |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | なし |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
54年間に78,000人以上の修了生を輩出した日本最古のきもの教室
装道礼法きもの学院は、57年の歴史、公的資格、78,000名の卒業生に裏付けされた日本で一番古い、伝統と実績を誇る着付け教室です。初心者からより深く学びたい方まで幅広いニーズに合ったコースがあり、特に夜間コースがある点が特徴です。資格・経験豊かな講師陣がそろっている点、「きものコンサルタント」「装道礼法講師」の資格が取得可能な点、修学後に装道の認可きもの・礼法教室として独立することが出来る点が強みです。
装道礼法きもの学院の宮城県内の教室一覧
装道礼法きもの学院は、宮城県内に1件の店舗があります。
980-0014宮城県仙台市青葉区本町2-1-8 第一広瀬ビル7階
JR線「仙台駅」、徒歩5分
彩香きもの学院
初心者向けコースの料金 | 受講料 5,000円(税込)1回500円(一回目は説明会 )月4回実施し全11回 |
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無料体験 | なし |
小道具のレンタル制度 | なし |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
着物を着る機会を楽しみながら、少人数制で着付けが学べる
彩香きもの学院は、仙台市を中心に県内9箇所に教室があり、通いやすい立地で仕事帰りに学ぶことができるコースも用意されています。自分で着物を着る楽しさを語り合いながら、1クラス4名以下の少人数制で安心して着付けを学ぶことができます。初心者向けに週1回3ヶ月5,000円でその他費用がかからない体験型基本着付けコースがあり、着付けだけでなく所作やマナーまで学ぶことができます。趣味の範囲からプロを目指すコースまで用意されているだけではなく、花見会や納涼会など実際に着物を着て出かけるイベントが豊富に設けられており、着物を着る本来の楽しさを感じながら学ぶことができる教室です。
彩香きもの学院の宮城県内の教室一覧
彩香きもの学院は、宮城県内に13件の店舗があります。
980-0014宮城県仙台市青葉区本町2丁目14-27-4F
地下鉄広瀬通駅 徒歩3分
989-3123宮城県仙台市青葉区錦ケ丘7丁目2-3
981-0931宮城県仙台市青葉区北山1丁目6-15
輪王寺バス停前となり
984-0051宮城県仙台市若林区新寺2丁目2-6-1F
仙台駅東口 徒歩7分
981-1106宮城県仙台市太白区柳生4丁目7−1
981-1226宮城県名取市植松三丁目9-5
咲久紗
初心者向けコースの料金 | ワンレッスン 500円 全10回 2時間/回 |
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無料体験 | なし |
小道具のレンタル制度 | あり |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
着物のことならお任せの呉服屋で楽に綺麗に着物が着られるようになる
咲久紗は、着物の取り扱いや加工、着物教室や着物を着る機会を提供する呉服店で、仙台市と札幌市に店舗を構えています。楽しく着物を着て出かけられる体験の提案や着物の提供、アフターサービスまで一貫して行っています。春・秋に開催される初心者の方対象の「初級コース」では1回2時間500円(全10回)でレッスンを受けることができます。短期間で着付けが習得でき、楽にきれいに着物が着られるこだわりの技術を提供しています。初級コース受講者は、随時開催されている中級、上級コースへも進むことができます。教室を欠席する場合は予備日が設けられており、1回500円のチケット制のため無駄なく使用でき安心です。リメイクや和裁、着物のメンテナンスも行っており、着付けを学ぶだけでなくその後も呉服屋として末永く付き合える教室です。
咲久紗の宮城県内の教室一覧
咲久紗は、宮城県内に1件の店舗があります。
980-0811宮城県仙台市青葉区一番町1丁目1-30有楽館ビル4階
地下鉄東西線 一番町駅から徒歩3分
TOMIHIRO
初心者向けコースの料金 | ワンレッスン 500円 |
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無料体験 | なし |
小道具のレンタル制度 | なし |
少人数クラス | あり |
オンラインクラス | なし |
男性コース | なし |
自装から他装までニーズに合わせて1回500円のみで着付けが学べる
TOMIHIROは、伝統ある呉服店で山形県を中心とし関東にも店舗を構えています。毎月3〜4回「着方教室」が開催されており、1回参加につき500円のみで入会費も月額料金もなしで着付け教室を受講できます。回数制限はないため自分のタイミングでマイペースに通うことができます。自分で着物が着られるようになることはもちろん、成人式などで娘さんに着物を着せてあげたいと希望する方は他装も学ぶことができます。帯結びだけ学びたい方、以前の復習をしたい方など希望に合わせてニーズに合わせて指導してもらえます。教室では毎回お茶とお菓子が振舞われ、おもてなし付きで楽しみながら着付けを学ぶことができます。
TOMIHIROの宮城県内の教室一覧
TOMIHIROは、宮城県内に1件の店舗があります。
980−0811宮城県仙台市青葉区一番町3-3-1 Kurax(クラックス)3F
宮城県の近くの着付け教室を探す
市区町村を検索
980-8477宮城県仙台市青葉区中央1-1-1エスパル仙台1階
983-0038宮城県仙台市宮城野区新田2丁目13-43
東北本線 東仙台駅から徒歩10分
986-0828宮城県石巻市旭町10-1
石巻線 石巻駅から徒歩10分
987-0511宮城県登米市迫町佐沼字中江2-21
高速バス 登米市役所前から徒歩3分
989-6162宮城県大崎市古川駅前大通り三丁目4-39
JR古川から徒歩5分
984-0065宮城県仙台市若林土樋38フラワーパレスト1-12
地下鉄 愛宕橋駅から徒歩7分
985-0067宮城県塩竈市行楽町3-8
東北本線 塩釜駅から徒歩30分
982-0032宮城県仙台市太白区富沢三丁目13-27
地下鉄南北線富沢駅から徒歩13分
981-0135宮城県宮城郡利府町菅谷台四丁目2-11グリシーヌ1階C
塩釜警察署菅谷駐屯所の手前のマンション1F
989-2432宮城県岩沼市中央1-2-20第2なすのビル1F
東北本線岩沼駅から徒歩15分
989-1245宮城県柴田郡大河原町新南48-4
東北本線JR大河原駅から徒歩15分
988-0043宮城県気仙沼市南郷2-7
宮城交通 南郷バス停から徒歩2分
981-3212宮城県仙台市泉区長命ヶ丘3-26-44
仙台市営バス 西中山行き バス停 長命ヶ丘三丁目西から徒歩1分
980-0021宮城県 仙台市青葉区中央2-4-5さが美仙台店 2F
980-0021宮城県仙台市青葉区中央3-1-1 ほうげつビル6F
JR仙台駅西口から徒歩5分
980-0014宮城県仙台市青葉区本町2丁目14-27-4F
地下鉄広瀬通駅 徒歩3分
989-3123宮城県仙台市青葉区錦ケ丘7丁目2-3
981-0931宮城県仙台市青葉区北山1丁目6-15
輪王寺バス停前となり
984-0051宮城県仙台市若林区新寺2丁目2-6-1F
仙台駅東口 徒歩7分
981-1106宮城県仙台市太白区柳生4丁目7−1
全国のおすすめ着付け教室
宮城県内の主要エリアのおすすめサービス
宮城県付近の着物の観光スポット
宮城県付近で、着物を着て楽しめるスポットを調査しました。着付け教室で着物を切れるようになったら是非訪問してみてください。
大崎八幡宮
特徴
「大崎八幡宮」は、宮城県仙台市青葉区八幡にある神社です。
慶長12年(1607年)、伊達政宗公によって仙台総鎮守として創建されました。
この社殿の特徴は手前の拝殿と奥の本殿を石の間と呼ばれる部屋でつなぎ一体化した権現造と言われているものです。
特筆すべきは、内外ともに漆塗りという贅沢さ、その漆黒がただならぬ風格を漂わせています。
さらに、極彩色の彫刻と飾金具の見事さは思わず見惚れてしまうほどです。
ここが安土桃山時代の我が国唯一の遺構として国宝建造物に指定されているのにも納得できます。
大きな朱色の鳥居や幅の広い石段、境内にそびえる杉木立が400年の歴史や当時の伊達家の威風を感じさせてくれます。
そこには伊達政宗公の「家臣や仙台城下に暮らす庶民の幸せを願う想い」があり、だからこそ今なお仙台市民の心のよりどころとなっています。
特別な場所であるからこそ、普段着とは違う着物を着て訪れている参拝者も多くいらっしゃいます。
1月14日の「松焚祭(どんと祭)」では、松飾りや古いお札を焚き上げて新年の無病息災・商売繁盛を願う、毎年約10万人もの人で賑わいます。
この時行われる「裸まいり」は全国的に有名で、厳冬の仙台の風物詩となっています。
住所 | 宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1 |
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アクセス | 仙台西口バスプールから、仙台市営バス利用。「大崎八幡宮前」下車。 |
瑞鳳殿
特徴
「瑞鳳殿」は仙台市青葉区にある伊達政宗公の霊廟です。
絢爛豪華な桃山文化の特徴として、植物や蝶などをモチーフにした華麗な装飾が緻密に施され、当時の海外からの影響も色濃く見られます。
桃山様式の荘厳さを後世に伝える廟建築として評価され、1931年に国宝に指定されますが、太平洋戦争の際に消失していまいました。その後、1979年に再建され現在に至ります。
伊達政宗は、その美意識や言動が「伊達者(だてもの)」というたとえを生み出した張本人です。
彼の生きざまを象徴するような豪華な「瑞鳳殿」はとても霊廟と思えない美しさがあります。
政宗がホトトギスの初音を聴きに訪れ、自らの墓所に決めたと言われるこの場所は、やはりどこか幽玄な雰囲気があるため、ぜひ着物姿で訪れてみてください。豪華絢爛な霊廟と相まって、凛とした美しさが際立つ場所と言えるでしょう。
伊達政宗公の霊廟をお参りした後は、やはり彼が生きた場所を一望できる仙台城址に行ってみてはいかがでしょうか。
伊達政宗騎馬像が建つ天守台は眺めがよく、彼が見たであろう、仙台城下町から太平洋までを一望できます。
住所 | 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2 |
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アクセス | JR仙台駅西口バスプールからバスで15分(るーぷる仙台「瑞鳳殿前」下車、徒歩5分) |
仙台博物館
特徴
「仙台市博物館」は、宮城県仙台市青葉区川内にある仙台市立の博物館です。
仙台城三の丸跡に位置し、周囲を緑に囲まれた美しい環境にあります。
伊達家が所蔵する文化財約8000点を仙台市へ寄贈し、これら文化財を保管、研究するために1961年(昭和36年)に開館しました。
重要文化財の伊達政宗所用具足・陣羽織をはじめとした仙台藩に関連する史料や美術工芸品など約9万点がここに収蔵、展示されている博物館です。
ここに所蔵されている、伊達政宗所用の「当世具足の黒漆五枚胴具足」は、あの映画『スター・ウォーズ』の主要キャラクターであるダース・ベイダーの衣装デザインの元ともなったとか。
一見の価値があります。
伊達家ゆかりの品々が収められているこの博物館にはぜひ着物でも訪れてください。
当時の伊達家が繁栄した歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
もっと伊達政宗公のことを知りたい方は青葉城址にある「青葉城資料展示館」へ。
伊達政宗公の一生をはじめ伊達家・仙台藩・仙台城(青葉城)に関し実物資料、パネル、模型などを展示、解説しています。
住所 | 宮城県仙台市青葉区川内26 |
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アクセス | JR仙台駅西口バスプールから「るーぷる仙台」で約20分、博物館・国際センター前下車、徒歩3分 |
宮城県を産地とする生地・織り・染
若柳地織
柳地織は、宮城県栗原市若柳町に製造されていた綿織物です。若柳は元々絹織物が盛んな地域でした。若柳地織の創業は明治末期で、その後大正時代にかけて盛んに製造されていました。当初は手織でしたが1915年に豊…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/wakayanagi-ziori-kimono-brand/
精好仙台平
好仙台平は江戸時代から仙台に伝わる袴地で、重要無形文化財に指定されています。仙台藩が御用織物師に、法被や袴、能装束などを織らせたのが精好仙台平の始まりとされています。その当時から精好仙台平は皇室や幕府…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/seigou-sendaihira-kimono-brand/
白石紙布
石紙布は、宮城県白石市特産の白石和紙を材料として作られる紙衣です。白石紙布は初め、白石藩の家中武士が内職として織っていました。伊達藩の献上品として使われるようになってからは品質が向上し、需要も増えまし…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/shirataka-sifu-kimono-brand/
白石紙子
石紙子は宮城県白石市を産地とする和紙製の衣服です。紙衣とも呼ばれ、主に防寒用として用いられました。伊達政宗公が和紙の原料である楮(こうぞ)の木の栽培を奨励したことから、白石市は江戸から明治時代に和紙の…(続きは記事を参照)
https://kaitori-hyoban.com/shiraishi-kamiko-kimono-brand/