沖縄県で生産される織物、琉球絣。
絣(かすり)とは、文様が少しかすれたように表れていることから名付けられています。
沖縄独自の図柄が織り込まれ、その色合いや着心地から今もなお高い人気を誇っています。
サイズが合わない、最近袖を通していないなどの理由から琉球絣の売却を考えている人の中には
「琉球絣の買取相場はどれくらい?」
「そもそも琉球絣ってどんなもの?」
「琉球絣かどうかはどこを見れば分かるの?」
など、買取に関するさまざまな疑問をお持ちの人もいるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、琉球絣の買取相場、さらに歴史や特徴、証紙の見方など琉球絣に関することを詳しく解説していきます。
おすすめの買取業者
順位 | 業者名 | 説明 |
---|---|---|
1位 |
バイセル |
バイセル 重点対応地域:全国 形式:出張・宅配・店舗 |
2位 |
福ちゃん |
福ちゃん 重点対応地域:全国 形式:出張・宅配・店舗 |
✔ 24時間電話で簡単予約
✔ 完全無料。査定後キャンセル可
✔ 現金即払い
買取の比較調査情報
琉球絣はいくらで売れる?
画像引用元:廣田紬株式会社
買取相場
琉球絣は、国の伝統的工芸品にも指定されている織物なので、買取額も高額です。
一般的な琉球絣 | ~15,000円程 |
---|---|
琉球美絣作家 真栄城興茂の琉球絣 | 数千円~100,000円程 |
同じ琉球絣の中でも複雑な模様のものは、30,000円程の買取価格になるものもあります。
琉球絣は、手織りのみの産地なので、全体的に買取額が高めなのが特徴的です。
【注意】保存状態や種類によって価格は変動する
実際の買取価格は、保存状態・作家・産地などによって変動します。保存状態の良い琉球絣には100,000円ほどの価格が付くこともあれば、汚れの目立つ古いものにはほとんど値が付かないことも。
お手元の琉球絣が実際にいくらになるのかは査定に出してみないとわかりません。まずは無料査定に出してみることをおすすめします。
実際に買取を行った人の口コミ
おしゃれ着としては、他のブランド着物よりも高値で買い取られることが多い琉球絣ですが、実際に買取をした人たちはどれくらいの価格で取引を行ったのでしょうか。
やはり実際に買取に出した方たちも、他の織物よりも高めの買取価格で取引をされていますね。
しっかりとした着物買取業者で買取をしてもらうのなら、保存状態が良く証紙付きの琉球絣は、安値で買い叩かれる心配はないと見ていいでしょう。
琉球絣を売るならバイセルがおすすめ
注力対応エリア | 全国 |
---|---|
買取形式 |
|
注力取扱商品 | 振袖、紬、留袖、友禅、訪問着、付け下げ、上布、沖縄着物、男性着物、反物、和装小物、和装上着、小紋、色無地、アンティーク着物、袋帯、丸帯、半幅帯、名古屋帯、作家着物 |
手数料 |
|
全国に無料で出張査定してくれる
バイセルは、もともと完全無料の出張査定の仕組みで大きくシェアを伸ばした着物買取業者です。ほぼ日本全国で無料で出張査定を行っており、愛知県も対象です。査定金額に不満があれば買取を拒否することもできるため、ほとんど手間やリスクをかけることなく、査定金額を知ることができます。
利用者数が圧倒的に多い
「買取の比較」が調査した着物の買取を行ったことのある人に対する口コミ調査では、なんと半分ほどの口コミがバイセルに買取してもらったと回答しています。金や宝石などに行った同様の調査ではこれほど大きな偏りはなく、着物買取において、全国で実際に多くの人がバイセルの出張買取を利用していることを表しています。
利用者の口コミ
✔ WEBから5分で簡単予約
✔ 完全無料。査定後キャンセル可
✔ 現金即払い
買取の比較調査情報
高額買取が狙える琉球絣とは
正絹
琉球絣のうち、絹100%で作られた正絹の琉球絣は、麻や綿などの素材で作られた琉球絣に比べて高価です。
その理由は以下のとおりです。
- 品質が高い
- 光沢があり高級感がある
- シワになりにくい
買取を考えている琉球絣が正絹であるかどうかは、証紙を見ることで分かります。
証紙の見方については、後ほど詳しく説明します。
明るく夏らしいもの
一般的な産地の絣は、どんなシーンにもマッチするような落ち着いた印象のものが好まれます。
一方、琉球絣は6月~9月に、裏地を付けない単(ひとえ)の着物として着用したいと考える人が多いため、夏の日差しに良く合う黄色や水色などの色合いのものが人気です。
夏らしいさわやかな色で織られた琉球絣は、買取額も比較的高額になるでしょう。
複雑なデザインは買取額が高い
琉球絣の中でも絣模様が複雑なものは買取額が高くなります。
複雑な模様を織り上げるには、職人の高度な技術が必要になるからです。
複数の柄が組み合わさっていたり、縞や格子模様の中に絣模様が入っているものは、特に技術が必要です。
シンプルなデザインの琉球絣と比べると5倍~10倍くらい買取価格が違う場合もあります。
手持ちの琉球絣がこうした複雑な模様の場合には、買取価格もUPするでしょう。
【買取額最高値】真栄城興茂の琉球絣
画像引用元:株式会社きものおおば
琉球美絣作家の真栄城興茂の作品は、高額買取が可能です。
真栄城興茂の作品は、他の琉球絣とは一線を画す技法で作られる独自のブランドで「琉球美絣」と名付けられています。
藍・フクギ・ヤマモモなどの天然染料を使い、グラデーションを美しく表現した透明感のある繊細な作りが特徴です。
琉球美絣は、糸を自らが育てた琉球藍から作った染料で一度濃紺に染め、そこから絣の部分を脱色することで、絣糸を作ります。
真栄城興茂の琉球美絣は、丁寧に時間をかけて織り上げるため、生産反数も少なく、希少価値が高いため、高額買取が期待できるでしょう。
夏用の壁上布も人気
画像引用元:MUhandwork
琉球絣の中でも、壁糸という独特の絣糸を使って織られる夏用の壁上布(かべじょうふ)は人気が高い商品です。
上布は一般的に麻の織物ですが、壁上布は絹で織られます。
壁糸とは、強くねじれを加えた太糸と、弱いねじれの細糸を組み合わせて作られる糸のことで、太糸が細糸に絡みつくことで、ざらざらの質感を持つ糸になります。
この壁糸で織り上げられる壁上布の生地の凹凸が、土壁を触ったときのような手触りであることからこの名前が付けられました。
壁上布は、オーガンジーのような透け感のある生地と涼やかなシャリ感が特徴です。
壁上布が作り出す独特のシャリ感が、暑い夏でも肌にまとわりつかず爽やかに着こなすことができると着物ファンからも人気です。
琉球絣の種類のひとつである壁上布は、手織りの伝統的工芸品なので買取価格も高額です。
買取額に影響大!琉球絣の証紙
画像引用元:沖縄の工芸品
琉球絣には次の4種類の証紙が付けられます。
琉球絣事業協同組合が発行する証紙
琉球絣の証紙 画像引用元:平和屋着物
上の写真は、琉球絣事業協同組合が発行する琉球絣の証紙です。
証紙の右側には、製造者の名前、手織りであること、また素材が明記されます。
沖縄県伝統工芸品検査所が発行する証紙
沖縄県織物検査済之証 画像引用元:沖縄の工芸品
上の写真の証紙は、沖縄県伝統工芸振興条例及び同施工規則に基づき沖縄県が検査を行い、合格した織物に付けられる証紙です。
証紙には、ガジュマルの葉に波と守礼門をモチーフにしたデザインが描かれています。
沖縄県発行の証紙
沖縄県の証紙 画像引用元:沖縄の工芸品
上の写真の証紙は、沖縄県指定の伝統工芸品に貼り付けられる沖縄県産品の証です。
証紙のデザインは、南蛮船がモチーフになっています。
伝統証紙
伝統証紙 画像引用元:沖縄の工芸品
上の写真は、国の伝統的工芸品「琉球絣」の指定条件に基づいて作られたものに付けられる伝統証紙です。
反物端の織り出しも琉球絣の証
反物端の織り込み 画像引用元:バイク呉服屋の忙しい日々
証紙ではありませんが、琉球絣の反物には反物の端に「本場琉球」の織り込みがあります。
これも琉球絣であることの証になります(上の写真証紙の下部分)。
上の写真の「本場」と「琉球」の文字の間の(田)は、工房や製造を表していて、ここから製造者をたどることが可能です。
琉球絣の伝統的工芸品認定条件
琉球絣の伝統的工芸品の認定条件は以下のとおりです。
<技術・技法>
1.次の技術または技法により製織されたかすり織物とすること。
・先染めの平織りとすること。
・緯糸(よこいと)の打ち込みには、「手投杼」を用いること
2.絣糸の染色法は、「絵図」、「真芯」、「手括り」または「手摺り込み」によること
<原材料>
使用する糸は生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、綿糸、または麻糸とすること。
琉球絣は、手作業で絣糸を作る「手括り」と「手織り」が基本です。
着物の地色よりも絣模様が濃い場合には、「手摺り込み(てすりこみ)」といって糸に直接染料を付け、絣糸を作る方法を用います。
上記の条件で作られ組合の検査に合格した琉球絣は、伝統的工芸品であることを認められるため、買取額も高くなります。
琉球絣をより高く売るためのポイント
そもそも着物としての価値の高い琉球絣は、高額買取が期待できます。
ここからは、そんな琉球絣をより高く売るためのポイントを紹介します。
複数の買取業者に【相見積もり】
「相見積もり」とは、買取時に複数の業者に見積もりを依頼することです。
各社の見積額を比べることができ、一番高値の付いた業者に売れます。
着物の買取額には、明確な決まりはありません。
同じ保存状態や技法の琉球絣でも見積もり額は業者によって異なります。
売ってしまってから「あっちの業者の方が高く買い取ってもらえたかも…」と後悔しても取り返しがつきません。
あらかじめ、何社かに見積もりを取り、少しでも高値で買い取ってくれる業者と取引を行いましょう。
琉球絣の価値が分かる買取業者へ
琉球絣の買取を依頼する場合には、その価値をしっかりと判断できる業者へ査定を依頼しましょう。
おすすめはバイセルなどの大手総合買取業者です。
リサイクルショップやフリマアプリなどは、十分な着物の知識がない人同士が売買を行ってしまう危険性があるので、避けたほうが無難です。
価値のある琉球絣を適正な価格で売るためにも、着物の専門的な知識を持つ買取業者に査定を依頼しましょう。
査定時には証紙を提示
査定時には必ず証紙を提示しましょう。
証紙は、琉球絣の品質をしっかりと保証してくれるいわば「本物の証」です。
証紙があることで買取価格も高値で安定し、売り手側も安心して取引することができます。
品質の高い琉球絣には、購入時必ず証紙が付けられています。
買取するときのことを考えて、大切に保管しておきましょう。
定期的なお手入れ
帯や着物を使う度、あるいは年に数回、定期的なお手入れを行いましょう。
きれいな状態をキープすることで、買取時の印象が良くなり買取額もUPします。
いつも気持ちよく使えることはもちろん、買取のためにも日頃から以下のお手入れをしておくことが大切です。
- 使用後はハンガーにかけて、直射日光の当たらない風通しの良いところで2時間ほど干す
- シミや汗、ホコリなどがないか全体をチェックする
- ホコリは柔らかいブラシで払う
- シミがある場合は早めに着物専門のクリーニング店に相談する
- 湿気を避け、一枚ずつたとう紙に包んで保管する
- 年に2回程、虫干しをする
忙しく定期的な虫干しが難しい場合には、湿気のない季節にタンスの引き出しを一定時間開け、空気を入れ替えましょう。
できるだけ早く売る
絹の着物はデリケートな衣類です。
たとえここ数年着ていなくても、長い間仕舞いっぱなしにしていると、シミができたり虫食いができたりすることは多々あります。
したがって、もう着る機会がないならば、状態が良いうちに早めに買取に出した方が高値が付くでしょう。
琉球絣とは
琉球絣は、沖縄県で作られる絣の絹織物です。
絣の技法はインドで生まれ東南アジア各地に広がったのち、14~15世紀に琉球へ伝わったとされています。
次第に琉球の文化や風土にあった独特のものへと変化し、琉球絣が生まれたのです。
その後、江戸時代にこの技法が本土に伝わり、薩摩絣、久留米絣、米沢絣、伊予絣などの日本各地の絣のルーツとなりました。
植物・動物・生活用品などをモチーフにした多彩な模様が織り込まれているところが、琉球絣の大きな特徴です。
その種類はおよそ600種におよぶとされています。
現代では職人たちが御絵図帳を参考にして、時代の感覚にマッチしたオリジナルのものを作り出しています。
また、麻のような涼しさと絹の美しい透け感を併せ持った風合いから、夏の着物地として年々人気が高まっています。
琉球絣の特徴
日本で初めて作られた絣の織物である琉球絣は、今でも生産量の多い人気の製品です。
今もなお愛され続けている理由はどこにあるのか、その特徴を見てみましょう。
主原料は絹糸
画像引用元:平和屋着物
もともと琉球絣は、木綿製の織物でしたが、現在生産されている琉球絣の、90%が絹糸になっています。
その他、ごく少量ですが木綿や麻糸で作られた琉球絣も生産しています。
染料は天然染料と化学染料
伝統的な染料である琉球藍は、沖縄だけで採取することのできるキツネノマゴ科の植物で、一般的な青みの強い藍とは違い、赤みを帯びた藍色が特徴の染料です。
同じく沖縄で採れるフクギの樹皮や葉っぱから採れた染料は糸を黄色に染め上げます。
現在では、この天然染料の他、化学染料も取り入れることで、バリエーション豊かな色使いの琉球絣を生産しています。
分業制で効率化&コストダウン
画像引用元:南風原町観光協会公式サイト
琉球絣は、ひとつの製品を作り上げる各工程を一人で行わず、工程ごとにそれ専門の職人が作業を行います。
琉球絣ができるまでの工程は約30工程あり、それらの工程ひとつ一つにプロフェッショナルが存在しているのです。
現在琉球絣は、およそ200人ほどの職人の手で作り上げられています。
琉球絣は、緯糸を経糸の間に投げ込んで織りあげる昔ながらの技法で織られおり、1日にわずか1~2メートルしか作ることができません。
このため非常に希少な織物となっています。
600種以上!琉球絣の柄
画像引用元:廣田紬株式会社
絣模様の種類の多さも琉球絣の大きな特徴のひとつです。
その絣模様の種類は600種類以上にも及びます。
御絵図帳(みえずちょう)と呼ばれる、琉球王朝時代の絵師たちによりまとめられた図案集がデザインのもとになっています。
以下、琉球絣の中でもよく使われる代表的な柄を紹介しましょう。
イチチマルグムー |
・5つの丸い雲を表現した模様。 ・代表的な柄のひとつ |
ブリブサー |
・夜空の群星を表現したもの |
カキジュー |
・鍋などをつるしてかけるもの ・本土では流水と呼ばれる模様 |
ビックー |
・べっ甲をあしらった吉祥模様 ・長寿祈願の思いが込められている |
ティージクンピーマー |
・握り拳に似た模様。 ・かすりとかすりをつなぐ小かすりとして用いられる |
縞や格子に、植物や動物、生活用品などをモチーフにした絣柄をいくつか組み合わせながら、さまざまな琉球絣が織り上げられていきます。
職人がその時代に合わせたセンスを取り入れつつ、それぞれオリジナルの図柄を描き出しているのです。
そのため、全く同じ柄はほとんどないと言われるほど、その文様は多種多様で豊富です。
琉球絣の歴史
絣の中でも、独特の特徴を持つ琉球絣。
南国で作られることもあり、夏の似合う明るい雰囲気を持つ織物ですが、一体どのような歴史をたどってきたのでしょうか。
日本の絣のルーツ
発祥の地であるインドから東南アジア各国に広がった絣の技法は、14〜15世紀ごろに当時琉球王朝だった沖縄に入ってきました。
その後、中国や日本本国、またその他の国の織物の影響を受けつつ、琉球の気候や独自の風土を交えながら、沖縄全土で作られるようになります。
その頃には琉球絣は日本各地にももたらされ、久留米絣、伊予絣、薩摩絣など日本の絣の祖となったのです。
現在はさまざまな商品を展開
着物や帯としても大変人気の高い琉球絣ですが、現在ではさまざまな商品を精力的に展開しています。
財布やバッグ、ストールや洋服など、ボーダレスにその魅力を発揮しています。
コラボレーションにも積極的で、「吉田カバン」と限定コラボをしたり、沖縄の他の伝統工芸品とのコラボも盛んです。
琉球絣の産地
琉球絣の主な産地と、同じ地域の絹織物を紹介します。
琉球かすりの里、南風原町
琉球王国当時から南風原(はえばる)は絣の産地として知られていました。
職人たちは、常に新たな技術を取り入れながら、琉球絣の発展のために惜しみない努力と改良を続けてきました。
現在ではほとんどの琉球絣は南風原で制作されています。
手織りのみの産地
現在ほどんどの織物産地では質の安定と生産効率を高めるために、手織りと機械織りを並行して生産されています。
しかし、琉球絣では手織りのみの産地として、昔からの伝統技法のみを忠実に守り現代へとバトンをつないでいます。
丁寧に手織りで織られる琉球絣は、熟練の職人でも一日2~3mしか織り進めることができません。
それでも琉球絣の年間生産反数は、伝統的な織物の中でトップクラスの3,000反以上です。
流通量の多さは人気の度合いにも比例することから、琉球絣が人気が高い織物であることが分かります。
南風原花織とは
同じく南風原町で生産される織物として、南風原花織があります。
南風原花織は、カラフルな糸と織り方によって変化する柄がおりなす独特の立体感が特徴的な伝統工芸品です。
絣の平織りとは対照的に、織る位置によって糸の本数を変える技法を用いており、それを沖縄の言葉では「花織」といいます。
明治以前までは職人業というわけではなく、代々それぞれの過程の女性に伝えられてきた織物の技法でした。
南風原花織は、その土地土地によって呼び名も異なり、「ヤシラミ花織」、「タッチリー」などさまざまです。
普段着としてではなく、王朝での祝いの着物として着用されてきた歴史があります。
琉球絣の着用シーン
さらっとした着心地で、ちょっとしたお出掛けや普段着として使い勝手が大変よく、たくさんの人が愛用しています。
ここではそんな琉球絣を、もっと楽しく着こなすアイディアをご紹介します。
気候のいい時期にカジュアルに着る
袷なら秋口から初夏にかけて。単衣は暑さが増す頃や、夏の終わりの残暑の残る時期に着るのをおすすめします。
絹で織られていることがほとんどの琉球絣ですが、木綿であったり麻のものもあるので、素材によって着る時期が変わってくるのも楽しいですね。
木綿であれば一年を通して、麻はそのざっくりとした素材感から夏に着る物として活躍します。
トロピカルな雰囲気の文様が多い琉球絣は、やはり暖かい時期に着るのにぴったりですね。
普段着としての着物なのでフォーマルな場面には適していませんが、着物をカジュアルに着こなそうと考えている人には最適の織物です。
文様の意味を知って粋な着こなしを
琉球絣の模様の種類は600以上あり、どの文様にもそれぞれに名前と意味があります。
例えば「イチチマルグムー」は五つの丸い雲を表していたり、「ビックー」はべっ甲をあしらった吉祥文様で、長寿祈願の意味を持っていたりします。
文様が持つ意味を知り、それに合わせた帯や小物をコーディネイトすることで、ワンランク上の粋な着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ:琉球絣の高価買取を目指そう
爽やかで夏らしい見た目や、心地の良い肌触りが人気の琉球絣は、昔から愛用する人の多い織物です。
主張をしすぎない模様が飽きを来させないし、着る人を選びません。
しっかりとした作りをしていますから、状態が良いものであれば大変長く着ることができるはずです。
もしもご自宅に琉球絣の着物や帯などが眠っているのであれば、捨てたりせずに買取業者に買い取ってもらいましょう。
買取相場は、他の産地の絣と比べても全体的に高めで、ものにより~15,000円程度です。
価値の高い琉球絣を上手に保管し、買取時の高額査定に備えましょう。
もしも買取に不安があるのであれば、事前に業者に連絡を入れて相談してみるのもいいかもしれませんね。
琉球絣を売るならココ!おすすめ買取業者ランキング
琉球絣を売るのに最適な買取専門業者をご紹介します。
1位 バイセル
注力対応エリア | 全国 |
---|---|
買取形式 |
|
注力取扱商品 | 振袖、紬、留袖、友禅、訪問着、付け下げ、上布、沖縄着物、男性着物、反物、和装小物、和装上着、小紋、色無地、アンティーク着物、袋帯、丸帯、半幅帯、名古屋帯、作家着物 |
手数料 |
|
支払方法 | 当日現金支払い※宅配は振り込み |
全国に無料で出張査定してくれる
バイセルは、もともと完全無料の出張査定の仕組みで大きくシェアを伸ばした着物買取業者です。ほぼ日本全国で無料で出張査定を行っており、京都府も対象です。査定金額に不満があれば買取を拒否することもできるため、ほとんど手間やリスクをかけることなく、査定金額を知ることができます。
利用者数が圧倒的に多い
「買取の比較」が調査した着物の買取を行ったことのある人に対する口コミ調査では、なんと半分ほどの口コミがバイセルに買取してもらったと回答しています。金や宝石などに行った同様の調査ではこれほど大きな偏りはなく、着物買取において、全国で実際に多くの人がバイセルの出張買取を利用していることを表しています。
利用者の口コミ
2位 福ちゃん
注力対応エリア | 全国 |
---|---|
買取形式 |
|
注力取扱商品 | 着物類の他、金や宝石なども幅広く買取り |
手数料 |
|
支払方法 | 当日現金支払い※宅配は振り込み |
福ちゃんは2014年創業の株式会社REGATEが運営している、全国で着物や宝石や骨董品などの出張買取を行うサービスです。比較的新しい会社ですが、高いサービスの品質で急激に成長したサービスで、中尾彬夫妻をイメージキャラクターに積極的にCMなども打っています。比較的新しいサービスのため、着物買取に関しては、口コミ数はバイセルなどと比較すると少ないものの、安心して利用できる大手出張買取サービスです。
全国即日出張
福ちゃんでは、全国に即日無料査定を行っています。買取が成立しなくても査定費用はかからず、クーリング億にも対応しています。
幅広い買取アイテム
バイセルやザ・ゴールドと同様に、着物以外の骨董品やブランド品などの査定も同様に行っています。
利用者の口コミ
3位 ザ・ゴールド
注力対応エリア | 全国 |
---|---|
買取形式 |
|
注力取扱商品 | 着物類の他、金や宝石なども幅広く買取り |
手数料 |
|
支払方法 | 当日現金払い |
ザ・ゴールドは1962年創業の株式会社マックスガイが運営している、全国に直営店舗を持つ着物買取業者です。
着物の持ち込み査定に強い
着物の大手業者は、バイセルのように出張買取をメインにするところが中心です。その中でもザ・ゴールドは全国に78店舗を展開し、店舗での買取を強化しています。自宅に業者を呼ぶのには抵抗がある。という方にはオススメの買取業者です。
着物だけではなく、貴金属にも強い
ザ・ゴールドの強みとして、着物だけではなく、宝石や金などの貴金属にも強いということが挙げられます。もし着物以外にも査定に出してみたい物がある人は、ザ・ゴールドの利用をおすすめします。
・全国で完全無料で出張対応
・安心の査定員の品質とアフターフォロー